サニーサイドアップに仲間入りした八村阿蓮選手の素顔に迫る18の質問

今年の2月にサニーサイドアップとマネジメント契約を締結した八村阿蓮（はちむらあれん）選手。

NBAロサンゼルス・レイカーズで活躍する八村塁選手の弟であり、高校時代から世代別日本代表選手に選ばれ、現在は 男子プロバスケットボールリーグB.LEAGUE B1に所属する「群馬クレインサンダーズ」のメンバーとして活躍している。華々しい経歴の裏に隠された彼の生活はミステリアスと言っても過言ではない。

今回はそんな彼の素顔に迫るため、バスケ・プライベートを含む18の質問をぶつけてみた。

バスケについて

1.バスケを始めた理由は？

「過去に野球、陸上、水球といろんなスポーツに触れていて、ちょうど陸上をやっていた時にミニバスに誘われて、週1～2の頻度で通っていました。本格的にやり始めたのが中一の頃から。そこからはずっとバスケ一本でやっていますね。」

幼い頃からバスケ以外のスポーツにも触れてきた八村選手。彼の強みである高い身体能力は、幼少期にさまざまなスポーツに触れていたからこそ培われたものなのかもしれない。

2.好きな(憧れの)選手は？

「NBAで今もなお活躍しているレブロン・ジェームズですね。選手として唯一無二だと思いますし、記録にも記憶にも残るインパクトのある選手だと思っています。僕自身はまだまだ発展途上ではありますが、彼のようにコート内外でインパクトをもたらすことのできる選手になれるよう努力していきたいです。」

3.バスケ人生において最も嬉しかった瞬間は？

「高校三年の時のウインターカップ（全国高等学校バスケットボール選手権大会）​​優勝ですかね。前年度のインターハイでは二回戦負け、ウインターカップでは一回戦負けで、すごく悔しい思いをしました。悔しさをばねにして、『自分の代では絶対優勝してやる』と意気込んでいましたが、三年のインターハイでも決勝で負けて優勝できませんでした。それで、そこからさらに努力を重ねました。その努力が結果に結びついたのが、三年時のウインターカップ優勝です。後にも先にも、あの時を越える瞬間はないと思います（笑)」

4.試合前のルーティーンは？

「音楽を聴くことです。聴きながら試合の準備をしたりしています。」

アスリートがルーティーンを大切にするというのは有名な話だ。八村選手も同様にルーティーンを心がけているとのこと。

5.アスリートとして最も大事にしていることは？ 

「オンオフの切り替えを大事にしています。常にアスリートでいるのではなく、自然体な自分も尊重することが良いプレーに繋がるとも思っていますね。」

『スポ根』のような昔ながらの根性論ではなく、現代風の考え方をしている八村選手。アスリートにとっても、オンオフの切り替えは非常に重要であることが窺える。

6.応援してくれているファン（ブースター）は八村選手にとってどのような存在？

「ファンの皆様は僕にとって、なくてはならない存在です。やはりファンの皆様の応援が大きなエネルギーになりますし、ファンの皆様がいるからこそこうしてバスケットボールをプレーできていると思っています。だからこそ、ファンの皆様に『楽しい』、『また来たい』と思ってもらえるようなプレーや交流を心がけています。」

7. バスケットボール選手としての今シーズンの目標とキャリアの目標は？

「まずはクラブとして、今シーズンのCS( B.LEAGUE CHAMPIONSHIP)に出場したいですね。そのために、自分としては今はアグレッシブなプレーを心がけています。キャリアの目標は、 「B.LEAGUEのトッププレイヤー」になることです。また、かつてのチームメイト（西田優大選手、河村勇輝選手、金近廉選手、井上宗一郎選手）が日本代表として活躍しているので、いつか彼らと共闘し、世界を相手に戦えるような選手を目指します。」

群馬クレインサンダーズ提供

プライベートについて

8. 寝る前のルーティーンは？

「Netflixでドラマ・アニメを見ることです(笑)」

9 .普段、何時間睡眠？

「7〜8時間は取っています。睡眠不足はアスリートの敵ですしね。」

10.入浴時間はどのくらい？

「15〜20分は湯船に浸かっていますね。その間に体の身体のマッサージとかをやっています。」

11.好きなファッションブランドは？

「Amiriです。」

12.好きな音楽ジャンルは？

「HIPHOPです。好きなアーティストは『Lil Baby』です」

13.趣味は？

「ゲームです。特にやっているのはFPS（First-person shooter）です。」

14.最近ハマっていることは？

「誕生日に母が観葉植物を送ってきてくれて、、それを育てることにハマっています」

15.子供の頃（幼稚園・小学校の頃）の夢は？

「『はじめの一歩』に憧れてボクサーになりたかったです。でも、顔がぐちゃぐちゃになるからと親に止められました（笑）」

八村選手のプライベートはいい意味で「普通」で、アニメやドラマ、ゲームといったサブカルチャーにも精通しているようだ。アスリート以外の一面が垣間見える。

オフィスエントランスでくつろぐ八村選手

サニーサイドアップについて

16.今回サニーサイドアップに仲間入りした理由・感想を率直に。

「サニーサイドアップに大学時代の同級生(筆者)が勤めていたことが大きいと思います。仲間入りできたことが素直に嬉しいですね。」

17.実際にオフィスに来てみてどうですか？

「サニーサイドアップのオフィスはすごく好きな雰囲気です。かっちりとした「オフィス」って感じじゃないし、働く人たちも穏やかで居心地がとても良いです。」

18.サニーサイドアップと共に実現していきたいことは？

「これからの子どもたちのためになるようなことをしていきたいです。僕の活動で小さい子どもたちに元気や夢を届けられたらいいなと思っています。サニーサイドアップと一緒なら、それを実現できると信じています。」

セントラルキッチンでスマイルキーパーお手製おにぎりを嗜む八村選手と筆者

大学時代の八村選手と筆者

子供たちに元気や夢を届けるという大きな目標を掲げる八村選手の目は輝いていた。彼の活躍が日本のバスケシーンにどのようなインパクトをもたらすのか。今後の活躍に大いに期待したい。

プロフィール

名前：八村阿蓮（はちむらあれん)
生年月日：1999年12月20日
出身地：富山県富山市
所属：群馬クレインサンダーズ

2歳上の兄は現役の日本代表選手であり、世界最高峰のバスケットボールリーグ「NBA」のロサンゼルス・レイカーズに所属する八村塁。

小学校時代は野球・サッカー・陸上を経験。中学1年生から本格的にバスケットボールを始め、高校一年時にU–16日本代表に初選出。以来、U-18日本代表、U-22日本代表と順調にステップアップを重ねております。また、今年の1月13日に行われましたB.LEAGUE ASIA RISING STAR GAMEにも選ばれるなど、今後の日本バスケットボール界を担う1人として期待されております。

＜主な経歴と戦歴＞
2015年 全国高等学校バスケットボール選手権大会 優勝
2015年 全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会 優勝
2017年 全国高等学校バスケットボール選手権大会 準優勝
2017年 全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会 優勝 大会MVP
2018年 全日本大学バスケットボール選手権記念大会 優勝 優秀選手賞受賞
2020年 全日本大学バスケットボール選手権大会 優勝
2020年 サンロッカーズ渋谷に特別指定選手として加入(2020-21シーズン)
2021年 全日本大学バスケットボール選手権大会 準優勝 優秀選手賞受賞
2021年 群馬クレインサンダーズに特別指定選手として加入(2021-22シーズン)
2022年 群馬クレインサンダースと正式契約（2022-23シーズン）

▼関連ページはこちらから
八村阿蓮選手とのマネジメント契約のお知らせ
プロバスケットボール選手 八村 阿蓮 Allen Hachimura