WORKS

“超ダイバーシティ”!障害も性も国籍も、あらゆる個性を認めて楽しむプロジェクトとは?

ハイサイ!新卒3年目になりました、沖縄出身のサニーサイドアップの高良(たから)と申します!

今回は、サニーサイドアップがPRしているお仕事の中で“最もダイバーシティなプロジェクト”、「True Colors Festival -超ダイバーシティ芸術祭-」に関して、ご紹介させていただきます!

「True Colors Festival-超ダイバーシティ芸術祭-」とは

突然ですが、自分自身の“個性“はどういうところだと思いますか?顔や身体の特徴、また出身地や話す言葉など、その人にとっての“個性”はさまざまですよね。

ダイバーシティとは、そんな様々な個性や属性の人が集まった状態のことを言います。最近では、企業や自治体でも、ダイバーシティ促進のための取り組みが話題になったりもしています。

そんな“個性”を認め合い、楽しむプロジェクトが、日本財団が主催する「True Colors Festival -超ダイバーシティ芸術祭-」です!

アンバサダーとして、りゅうちぇるさんや乙武洋匡さんなどの著名人が名を連ねているほか、東京レインボープライド共同代表理事を務める杉山文野さんなど、様々な分野の専門家やLGBTQ当事者の方、障害のある方を持つ方などをアドバイザリー・パネルとして迎え、助言をいただきながら様々な取り組みを行っています。

True Colors Festivalは、障害や性、年齢や国籍など、あらゆる“個性”を持つ人が一緒になって楽しめる芸術祭。

サニーサイドアップでは、プロジェクト始動の2019年からPRを担当し、これまでにダンスやミュージカル、演劇など、パフォーミングアーツを通じて様々なイベントの展開をサポートしてきました。

※PR活動の詳細はこちらをご覧ください
「True Colors Festival – 超ダイバーシティ芸術祭 -」PR活動実績http://www.ssu.co.jp/works/2019/09/20/2866/

2019年に開催された「True Colors DANCE」では、世界的ダンスグループILL-Abilitiesが来日

アーティストのコムアイさんも参加した、即興で音楽を奏でる「True Colors BEATS」も

昨年2020年予定していたイベントは、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、今年2021年に復活が決定。ダイバーシティあふれる様々な演目を実施してきました。その中でも特に盛り上がりを見せたのがこの2つの演目です!

■日本初ソーシャルサーカスカンパニーによる初公演『True Colors CIRCUS』

障害の有無を超えて、色々な人が同じステージでパフォーマンスを行うソーシャルサーカス。
当初、2020年に実施予定だったイベントですが、新型コロナウイルスの影響でやむを得ず中止となりました。

そして今年、満を持して行われる予定だった公演は、緊急事態宣言の発令に伴い、観客を入れての実施が困難に…。

しかし、メディア取材会は予定通り実施し、公演はオンラインで後日配信することを決定し、
6月1日に無事に公式YouTubeチャンネルで公開されました(https://youtu.be/34BaFaG4nZg

2年越しに行われた公演。最後は全員がステージに立って踊りを披露(撮影:冨田了平、提供:日本財団DIVERSITY IN THE ARTS)

このサーカスのポイントは、障害の有無を問わず参加するパフォーマーの人々はもちろん、パフォーマンスの伴奏者となる「アカンパニスト」やパフォーマーを支える「アクセスコーディネーター」といった方々など、様々な役割の人が関わり、作品を作り上げているということ。

サニーサイドアップでは、この作品を取り巻くすべての強みを武器に様々な切り口でメディアプロモートをしかけました。

そして、日本テレビ「news zero」やテレビ朝日「東京応援宣言」など、多くのメディアで取り組みをご紹介いただきました。

障害のあるパフォーマーとアカンパニストが一緒になってパフォーマンスを披露(撮影:冨田了平、提供:日本財団DIVERSITY IN THE ARTS)

落合陽一が演出を行うダイバーシティ・ファッションショー『True Colors FASHION』

5月30日には、「True Colors FASHION 身体の多様性を未来に放つ ダイバーシティ・ファッションショー」(https://youtu.be/sUbd9PLzfRI)がオンラインで配信されました。

これは、メディアアーティスト落合陽一さんを総合ディレクターに迎えたダイバーシティなオンラインファッションショー。

腕や手足がない人や車椅子を利用する人、障害がない人に子どもや高齢者など多様な方々がモデルとなり、 ANREALAGEKANSAI YAMAMOTOなどの名立たるブランド、XiborgWHILLなど多様な身体をテクノロジーで支えるメーカーとタッグを組みました。

True Colorsアンバサダーの乙武洋匡さんは、和装姿で義足を装着しランウェイに臨みました

難聴ダンサーGenGenさんは、音楽を振動で体感し踊る軌跡を視覚的に増幅させるジャケットを着用

ファッションは誰にとっても身近な存在です。しかし、普段何不自由なく思い切りファッションを楽しんでいる人もいれば、障害や性など身体の特徴による要因から、自分に合うファッションを楽しめていない人もいます。

このファッションショーでは、誰もが個性を生かせるファッションや、テクノロジーの力を使いそれぞれの身体を「拡張する」ファッションの在り方を提案しています。

■感動のサクセスストーリーではなく、ありのままの姿を!

私個人としても、2019年の立ち上げ当初から担当させていただいている本芸術祭。この案件を担当して一番の学びは、メディアが描きたいストーリーや演出と、当事者のありのままの姿とのギャップをどういった形で埋めていくか、という点です。

皆さんが普段見ているメディアの中では、サクセスストーリーを多く見かけませんか?例えば、【主人公がいて、最初は失敗して、奮闘して、できなかったことができるようになって】というストーリーなど。

もちろん、サクセスストーリー自体を否定するつもりはありません。私自身も、あまり知識がない時期は、サクセスストーリーが一番素敵なもので、人々に感動を与えるものだと思っていました。

ですが、この芸術祭と向き合うことで、世の中にはいろいろな個性を持つ人がいて、できないことを前提にしてはいけないし、なんなら「できないことがあったら、それも個性じゃん!」と気付かされるようになりました。

(撮影:冨田了平、提供:日本財団DIVERSITY IN THE ARTS)

そして、その先にあるのが、自身の想いや感情を、自分の言葉に変えてメディアに伝えていくことです 。

芸術祭が伝えたいメッセージや関わる人の想いを、自分の言葉でメディアに伝え、そしてメディアの方々と一緒に学んでいく過程を、私自身とても楽しむことができました。

誰でも楽しめるTrue Colors Festival!

障害・性・世代・言語・国籍など、個性豊かな人たちと一緒に楽しむ「True Colors Festival」。

各イベントの様子は、公式YouTubeチャンネルで音声ガイドや日英字幕などの鑑賞サポートと一緒に楽しむことができます。

おうち時間に皆さまも是非お楽しみください♩

公式HP:https://truecolorsfestival.com/jp/
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/c/TrueColorsFestival

この記事を書いた人


サニーサイドアップ 3局スポーツ1部グループ1
高良怜未

新卒3年目。沖縄生まれ沖縄育ちの島人。緊張すると、訛ります。オールデイダイニング「bills」 をはじめ、グルメや福祉、SDGs関連の案件も多く担当。趣味はハンドボールにラジオを聞きながらランニングすること。自称、サニーサイドアップイチの”スポ根女子”です。

※所属は記事執筆時のものです

  1. HOME
  2. WORKS
  3. “超ダイバーシティ”!障害も性も国籍も、あらゆる個性を認めて楽しむプロジェクトとは?