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世界的に評価されている「神奈川大学のSDGsの取り組み」と広報PR活動をご紹介

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榛沢朋恵(パブリックリレーションズ事業本部 1局)

こんにちは、サニーサイドアップ パブリックリレーションズ事業本部1局の榛沢(はんざわ)です。約1年間の産休・育休後、2021年11月に職場復帰をしました。

育児休業中は、コロナ禍ということもあり、大人と会話する機会が少なく、外出もほとんどしなかったため、「社会復帰がきちんとできるのだろうか…」という不安もありました。

しかし、復帰後の担当クライアントは自分の母校であり、自宅からも近い神奈川大学に。仕事で母校に携われるとは、PRパーソン冥利に尽きます!

今日は、2021年4月にみなとみらいキャンパスを開設、2022年4月には理工学部再編と、話題が盛りだくさんの神奈川大学のSDGsの取り組みを、広報PR活動の側面と一緒にご紹介します。

■神奈川大学のSDGsの取り組み

世界的に重要視されているSDGs。多くの企業や学校でもSDGsに取り組んでいますが、神奈川大学も例外ではありません。2018年に「神奈川大学ダイバーシティ宣言」を公表し、SDGsの達成に向けた教育・研究をいち早く推進するとともに、自治体との包括連携協定や大学間連携協定に基づき、地域社会の課題を解決するなど、取り組みを強化しています。
https://www.kanagawa-u.ac.jp/sdgs/

ちなみに、大学の社会貢献度を測るインパクトランキング2021では、3年連続ランクインされています。
https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_21778.html

そんな神奈川大学のSDGsの取り組みの中でも、ユニークなのが、サッカー部の寮です。

■高齢化の進む竹山団地×神大サッカー部の交流

住民の43%が60歳以上という高齢化が進む築50年の竹山団地(横浜市緑区)を神大サッカー部の学生寮として活用しています。エレベーターがなく、高齢者が入居しにくい4階以上の空き部屋に約30名の部員が入居し、周辺地域の活性化、地域コミュニティの課題解決に向けた取り組みを、神奈川県住宅供給公社、竹山連合自治会と推進。団地の清掃、防災訓練、高齢者へのスマホ教室などを行い、活発な交流を図っています。

この取り組みは、サッカー部以外にも広がりを見せていて、人間科学部の小倉ゼミでは団地を訪れ、住民の方、サッカー部と一緒に防災訓練を行いました。ゼミ生は机上の空論ではない実際の課題に触れることで、普段の大学生活では得られない刺激を受けるなど、相乗効果が生まれています。

サニーサイドアップでは、この取り組みをPRで支援。1局1部所属のメディアユニット・戸田涼介(元サッカー部)を中心にしたアプローチにより、複数の報道番組において、「神奈川大学サッカー部と竹山団地」が、長尺で紹介されました。オンエア後には、「若者は、他者とのかかわりを積極的に持たないというイメージが強かったけれど、そうではないことを知った」、「学生がさまざまな世代と交流することによって、相互に良い影響があると思う」、「神大サッカー部を応援します」など、多くの反響がありました!

TVクルーの撮影風景(学生が高齢者にスマホの使い方をレクチャー、団地の雑感撮影)

■Z世代とSDGs

神奈川大学では、サッカー部の寮以外にも、様々なSDGsに取り組んでいます。例えば、産官学民連携で課題の解決を図る「プラットフォーム」事業開発。第一弾は、新型コロナウイルス感染症拡大で打撃を受けた「観光」業界の問題解決をテーマにした「観光プラットフォーム」。12月に行ったプレス発表会に登壇した学生からは、「プログラミング言語の習得を図りながら、横浜の観光データを収集、分析、可視化する仕組みづくりに取り組んでいます。第二の地元ともいえる横浜の力になりたいです」、「デジタルネイティブであるZ世代の視点で地域の課題を解決していきたいという想いがあります」など、力強いコメントが印象的でした。

また、神大学部生・大学院生を対象にした学内イベント「神奈川大学 SDGsアワードポスターコンテスト」なども企画されているようです。https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_22856.html

神奈川大学「観光プラットフォーム」プレス発表会

神奈川大学SDGsアワードポスターコンテスト

大学のPRをお手伝いさせていただいている中でひしひしと感じるのが、SDGsの重要さです。Z世代とひとくくりにしてよいかは分かりませんが、今の大学生は社会貢献やソーシャルグッドへの関心が高いと聞いていましたが、何人かに実際にお話を聞くと意識の高さに驚かされます。これからも、神大のSDGsの取り組みについて積極的に情報発信をしていきたいと思います。

■さいごに…

神奈川大学では、駅伝や野球、ロケット研究、日本常民文化研究所などが広く知られていますが、みなとみらい地区に新キャンパスが設立されたり、新しい学部が誕生したりと、日々進化しています。また、第166回芥川賞を受賞した覆面作家の砂川文次さんや、某雑誌社の好きな芸人2021で1位に選ばれたお笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也さんなど卒業生が多数活躍中です。

ぜひ、みなさまにも注目していただきたいです!

8学部および大学院8研究科を有する総合大学
神奈川大学公式ホームページ( https://www.kanagawa-u.ac.jp/

 

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榛沢朋恵(パブリックリレーションズ事業本部 1局)

映画宣伝会社、PR会社を経て2020年にサニーサイドアップに入社。日用品メーカー、食品メーカー、スポーツ、エンタメ、映画祭、商業施設などを過去に担当。2021年からは、大学のPRにも従事。SDGs案件にも、もっと関われるといいなと思っています。大学を卒業して早10数年。半年に一度くらいの頻度で、“単位を落として、卒業できなかった”という設定の夢をみては、うなされます。

※所属は執筆時と異なる場合があります

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