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日本科学未来館の特別展 きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?@お台場|行ってきました

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水谷優里佳(パブリックリレーションズ事業本部 3局スポーツ)

こんにちは!パブリックリレーションズ事業本部 3局スポーツの水谷です🤖
然ですが、みなさんは「ロボット」と聞くと何を思い浮かべますか?

ジェットエンジンで空を飛ぶ、十万馬力の“彼”ですか?それとも、和菓子が大好きな猫型の“彼”ですか?
(私のなかでいちばん古い「ロボット」にまつわる記憶は、迎えられなかった幻のAIBOでした)

夏休みも終わりに近づき哀愁漂うSUNNY DAYS編集部の同期を誘って行ってきました。
物理の知識は高校の基礎で止まっている、文系出身の私でも、最先端の技術は理解できたのか!?
今回はその様子をレポートしたいと思います✊

日本科学未来館とは?

2001年の開館から今年で21年目に突入した日本科学未来館では、新たなビジョンとして「あなたとともに『未来』をつくるプラットフォーム」を掲げています。7月に実施された「Miraikan for 2030 プラン発表会」では、その実現に向けた今後の活動方針として「Mirai can_!(ミライキャン)未来は、かなえるものへ。」というスローガンが発表されました。未来に思いを馳せるミュージアムが実施している特別展、期待が高まります。

特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」とは?

国内展覧会史上最大規模となる約90種、130点の多彩なロボットが大集結。ロボットや映像の展示の他、インタラクティブな仕掛けも体験できる特別展です。日々進化・発展を続けるロボットを通じて、人間とロボットの未来像や「人間とはなにか?」について問いかける内容。8月の土曜日・お盆期間は19時まで開催時間を延長し、夏休みの自由研究にもピッタリなイベントです。

会期は8月31日まで🤖滑り込みでいってみました!

ガラス張りが気持ちいい館内には、社会科見学中とみられる学生の姿も✏

Zone1ロボットって、なんだ?ロボットの誕生、そして現在へ

ふむふむがとまらない予感…

ゲート進んだ先にまず現れたのは、ショーケースに囲まれたロボットたち!早速“近未来感”が全開で圧倒されました。

ゴゴゴゴゴゴゴ…!

壁には、ロボットのあゆみを辿る大きな年表が。「ロボット」という言葉が生まれたのは100年以上も前だそう。歴史の重みを感じます。

私たちの生まれた1997年のロボットも。タメには思えないいでたち🤖

苦い思い出のAIBOと感動の再会…!やっと会えた…!

🐶ワンッ!

#きみとロボット展Instagramはこちらから

今やすっかりおなじみの、Pepperくんともお話ししてきました。

Zone2 きみって、なんだ? にんげんって、なんだ?

Zone2-1 からだって、なんだ?

Pepperくんに別れを告げて進んでいくと、次のエリアに突入。人間や動物の身体機能を模して作られることも多いロボットの機能に注目しながら、からだについて考える展示となっていました。こちらは動きをマネしてくれるミラーロボット、一緒にダンスができて楽しかったです。

忙しくて猫の手も借りたいときに、手が2本増えたら、できる仕事も2倍になるのだろうか…

コナンの犯人かと思った…

電気でも動く義手や介助ロボットなど、医療やスポーツの領域での活用や進化も目覚ましいですよね。

こちらはセンサーが脳波を感じ取って耳が動くロボット。カチューシャみたいで可愛い…!

脳に直接念じること数秒、やっとうごきました!!

人間にも犬のような動く耳があったら、コミュニケーションにはどんな変化が生まれるのか、考えただけでワクワクします。

にんげんってなんなんでしょうね☆

Zone2-2 こころって、なんだ?

次のエリアでは、さまざまな感情にゆれ動く人間の「こころ」にフォーカス。思わず触れてみたくなってしまう、可愛いロボットたちが待ち構えていました。

いきなりラップを繰り出すアトム🎤

思わず撫でたくなってしまう、モフモフのロボットや、

養いたい~~~~!!

育みたい~~~!!

いつもオフィスにいるLOVOTのたまこの仲間たちも…!

たまこのおともだち~~~~!!

こちらは手助けしたくなる「弱いロボット」の一つ。ゴミ箱のかたちをして、ボールの近くで拾ってほしそうにモゾモゾ動いているのを見たら、構ってあげずにはいられないですね。

ずっとゴミ箱同士なぞの言語を喋っててかわいい~~~!!

こちらは、人と友達になることを目的に開発された、手のひらサイズでのっぺらぼうのロボット。あえて言葉を話さず、話しかけても「ドララ~」としか反応しませんが、コミュニケーションを取ることができます。

未来のドラえもんになるかも…!?

人間にはできないことをやってくれるといった、完璧に近いロボットだけではなく、あえて弱点がある、愛されるロボットが増えてきているというのも新鮮ですね。

Zone2-3 いのちって、なんだ?

ロボットや技術の進化につれて、人間の「いのち」のあり方にも、新しい変化や様々な課題も生まれています。AIやVRの技術の進化によって、デジタルクロ―ンや蘇生も不可能ではなくなる日が来るかもしれません。

二人の人相がマージされていく☁

技術が進化し続ける時代だからこそ考えなければいけない倫理観や社会の在り方を問いかけています。

かの有名な夏目漱石さんが鎮座

死後もその人の性格や能力をデジタル化して運用する試みに向き合う「D.E.A.D.(Digital Employment After Death = 死後デジタル労働)」の展示は、深く考え、議論をするきっかけになりました。

あなたはYES?NO?

Zone3 きみとロボットの未来って、なんだ?

これまで見てきた展示のまとめとして、人間とロボットとが共存する未来の様々なシーンを体験できるインスタレーションがあります。それぞれが描く人間とロボットのこれからに期待を膨らませながら、ワクワクする未来に思いをはせました。

体験型のインスタレーション展示

いかがでしたか?まだ出会ったことのなかったロボットや、すでに私たちの身近にあるロボットたちの、これまでとこれからを改めて知って、多くの発見がありました。

また、これからのロボットの発展には、専門的な知識や技術の進歩はもちろんですが、私たちの理解や意見も大事になってくるのではないかと考えさせられました。ロボットたちは今後ますます人間と社会とのかかわりにおいて欠かせない存在になっていくでしょう。

ってスタバで女子高生が言ってたヨ~🤖

編集後記

当時ペット型ロボットとして話題になっていたAIBOをTVで見て、「この子は噛みついてきてもケガしないし、毛で部屋の掃除に悩まされる心配もない!」と、動物が苦手な母を半泣きで説得したのですが、頑張りもむなしくAIBOが我が家に来ることは叶いませんでした…今思えば、この頃からなんと現実的で可愛げのない子どもだったことか…ちょっと寂しい思い出です。(苦笑)

最近は、かたちも特徴も様々なロボットがいますよね。気付くと部屋のゴミを隅々まで綺麗にしてくれたり、友人との会話中いつの間にか起動してスマホから話しかけてきたりと、私たちの生活のかなり身近なところでは、たくさんのロボットたちが活躍していることに、改めてふと気づきました。そんなことを考えていたら、ロボットについてもっと知りたくなってきました。

調べてみると、サニーサイドアップでもPRを担当している日本科学未来館にて、春からの特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」が開催されているのを発見。幼き日の苦い思い出を塗り替えられた1日になりました!

みなさんも、夏休みの自由研究に、ひと夏の思い出に、日本科学未来館でロボットと人間の素敵な未来に思いをはせてみてはいかがでしょうか?


特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」公式サイト

会期:2022年3月18日(金)~8月31日(水)
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
時間:10:00~17:00 (入場は閉館の30分前まで)
ただし、「ロボット☆サマーナイト」開催中の8月の土曜日(6日、13日、20日、27日)とお盆期間(8月11日~16日)は19時(最終入場は18時30分)まで ※サマーナイト期間中も常設展、レストラン、Miraikan Shopの営業時間は通常通り17時まで。特別展内ショップは19時まで営業
休館日:火曜日 (ただし、3/22~4/5, 5/3, 7/26~8/30は開館)

WRITTEN BY

水谷優里佳(パブリックリレーションズ事業本部 3局スポーツ)

明治大学情報コミュニケーション学部を卒業後、新卒でサニーサイドアップに入社。「”たのしいさわぎ”を通じて考えるきっかけを作る」ことを目標に、eスポーツ、気候変動、難病啓発、サステナビリティなど硬派な案件も担当。学園ドラマを題材に卒論を書いたほど生粋のテレビっ子。学生時代のアナウンス経験から、社内イベント等の司会のお仕事も引き受けるように。注目するSDGsは「14.海の豊かさを守ろう」。

※所属は執筆時と異なる場合があります

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