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リオの現場からホットな話題をお届け!~リオ・パラリンピック2016視察紀行~

こんにちは!広報サニーちゃんです!
さて今回のブログは、現在開催されているリオ・パラリンピックの現地視察に行っているSSUメンバーからです!遠いリオの地から現地紀行が届きましたので早速紹介したいと思います!

リオ・パラリンピック2016 現地視察紀行!

日本のみなさん、こんにちは!スポーツ部のNです。

2013年9月、アルゼンチン・ブエノスアイレスにて2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の東京開催が決定しました。あれから3年が経ち、日本では東京オリンピック・パラリンピックへ向けてスポーツに対して社会的な注目が集まる中、この夏、地球の裏側ではリオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピックが開催され、トップアスリートたちが世界中を魅了しています。

今まで様々なスポーツを取り組んできたサニーサイドアップでも、今回リオ・パラリンピックの現地視察を実施いたしました。ニュースやSNS等で大会の様子やアスリートたちの現地での活躍が、日本でも既に広まっていることと思います。今回のブログでは、オリンピック・パラリンピック開催中にリオの街がどのように盛り上がっていたのか、競技会場以外での我々の現地視察の一部をご紹介いたします。

オリンピック・パラリンピック開催期間中に街を盛りあげる一つの注目コンテンツとして、各国、各都市や企業が開催するホスピタリティハウスがあります。その中でも多くの注目を浴びていたのが、スイス政府が運営をする「スイスハウス(House of Switzerland Brazil 2016)」です。
%e5%86%99%e7%9c%9f_01%e2%91%a1オリンピック開幕に合わせてオープンしたスイスハウスは、リオ市内でも有名観光地の一つとして名高いコパカバーナ近郊にあるロドリゴ・デ・フレイタス湖の湖岸に設置され、現地住民からブラジル国内外まで多くの人々から注目を集めている人気のホスピタリティハウスです。ホスピタリティハウスは、主催団体の様々な目的のもと設計され、戦略的な取り組みがなされています。その中でもスイスハウスの目的は明確で、観光大国であるスイスの情報を発信し、スイスへの誘客促進をすることが目的の根幹にあります。スイスハウス内では様々な体験が提供され、スイスの良さを知ることができるようになっていました。

なお、スイスハウスのディレクター、二コラ・ビドー氏によると、「前回のFIFAブラジルW杯開催前に行ったブラジルでのスイスの認知度調査の結果は、スイスの認知はほぼゼロだった。」とのこと。また、現地の方にスイスのイメージについて伺うと、ブラジルではスイスに関して「政治家の汚職やその隠し資産をスイスの銀行に預ける」という印象があるとのことでした。こういった背景からも、ポジティブな情報を発信するホスピタリティハウスの役割がうかがえます。

さて、スイスハウス内ではスイスの特産であるビールや食事などが楽しめたり、%e5%86%99%e7%9c%9f_03 オーラビジョンを活用したパブリックビューイングや観光プロモーションビデオの放映、
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さらには特殊プラスチック製スケートリンクや子どもたちが楽しめる陸上競技体験ブースなどがあり、より多種多様な来場者が楽しめるような工夫が施されていました。%e5%86%99%e7%9c%9f_06%e2%91%a1 %e5%86%99%e7%9c%9f_05%e2%91%a4
また、会場内にはセミナーブースも設置してあり、我々が視察した時にはスイス産ワインとチーズの試飲・試食セミナーを実施していました。%e5%86%99%e7%9c%9f_07%e2%91%a1このような取り組みをすることで、来場者のスイスハウスでの長時間の滞在を促すことにより、より効果的なスイスブランドの浸透や情報発信をすることが可能となります。

また、スイスの観光資源の一つであるケーブルカーとリオデジャネイロの観光地であるコルコバードの丘へ続くケーブルカーが提携をし、コルコバードのケーブルカーのチケットをスイスに持参するとケーブルカーチケットが50%オフになるようなプロモーションも実施しています。目的が明確だからこそ、実施するプロモーションもはっきりしていますね。ちなみに、今回スイスハウスではオリンピック期間中だけでも50万人を超す来場者を記録したそうです。

日本でも2019年にはラグビーワールドカップ日本大会、そして2020年には東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。他国や企業のホスピタリティハウスはもちろんのこと、試合会場の周辺やその他地方自治体などもこのような情報発信を行うコミュニケーションスポットを戦略的に運営することで、訪日外国人や日本国内観光客の誘客促進につながることができると思います。今後もサニーサイドアップでは、スポーツの試合自体だけではなく、街の盛り上げや様々なステークホルダーに関連したプロモーションにつながるような観点で、皆様に情報をお届けしていきます。

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