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日常の一皿から広がる、billsのプライド月間支援。寄付先「ReBit」活動報告会|行ってきました

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鈴木 結理(パブリックリレーションズ事業本部・ソーシャルリレーション局)

みなさん、こんにちは!bills PRのサニーサイドアップ 鈴木です。

突然ですが、皆さんは普段の食事の選択が、誰かの未来を応援することに繋がるとしたら、どう感じますか?

オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」。オープン以来、年齢や性別、国籍、ライフスタイルを問わず、誰もが気軽に立ち寄れる、心地よい場所であることを大切にしてきました。

レストランでの食体験を通じて、どのように社会へ良いインパクトを生み出せるか。今回は、bills 表参道でのプライド月間寄付プロジェクトと、その成果を振り返る報告会の様子をお届けします!

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日常の一皿を通して、誰もが自分らしく生きられる未来へ。billsがプライド月間にあわせた寄付プロジェクトをスタート!

誰もが心地よい空間を目指して。bills 表参道で実施したプライド月間プロジェクト

billsでは、2026年6月のプライド月間(LGBTQ+の多様性と権利を尊重する国際月間)にあわせ、オープン以来大切にしてきた「誰もが心地よく過ごせる場所でありたい」という想いを形にした寄付プロジェクトを実施しました。

bills 表参道

©Koji Hanabuchi

6月1日から6月30日までの期間、bills 表参道にて「アボカドトースト – フレッシュコリアンダーとライム」をご注文いただくことで、その売上全額が認定NPO法人ReBitの活動支援に繋がるという本取り組み。

1ヶ月で提供されたアボカドトーストは合計707食。集まった寄付金は1,221,182円となりました。でも、この122万円は、実際にはどんな人の、どんな未来につながっていくのでしょうか。

今回、寄付先である認定NPO法人ReBitの代表・藥師実芳さんから、その活動について直接お話を伺いました。

アボカドトースト – フレッシュコリアンダーとライム

©Mikkel Vang

「自分と同じように悩む子どもが、どこかにいるかもしれない」

報告会の冒頭、ReBitの藥師さんは、ご自身の経験について話してくださいました。

幼い頃から性別への違和感を抱えながらも、誰にも相談できなかったこと。そして高校2年生、17歳の時に自殺未遂を経験したこと。「誰かと違う」ということに悩みながら、誰にもその気持ちを打ち明けられない子どもたちが、今も学校の中にいるのではないか。そんな想いから、20歳の時に立ち上げたのがReBitです。

「あなたのままで大丈夫だよ」その言葉を届けるために始まった活動は、今年で17年目を迎えます。

ReBitの藥師さん

寄付金はどう使われた?LGBTQ+の若者たちへ届く「ReBit」の具体的な活動

bills 表参道で行われたプライド月間寄付プロジェクトの成果を振り返る報告会の様子

LGBTQ+の人たちの割合は約3〜10%との調査もあります。左利きの人と同程度の割合です。しかし、周囲の無理解や相談できる場の不足から孤立するケースも多く、特にLGBTQ+の子ども・若者の87%が保護者との関係で困難を経験しているという厳しい現状があります。

ReBitはこれまで、1,700回以上、23万人を超える子どもや先生たちに授業や研修を届けてきました。一方で、学校では十分な予算が確保されていないことも多く、授業の実施には、寄付が欠かせません。それでも、学校で初めてLGBTQ+について学び、「自分のままでいいんだと思えた」という子どもがいる。

だからこそ、こうした活動を続けるために、企業や個人からの寄付が大きな支えになっているのだそう。今回billsにお越しいただいたお客様が食べた707食のアボカドトーストも、その活動を支える一部になっています。

学ぶだけではなく、「働く」「暮らす」まで

ReBitが向き合っているのは、学校で過ごす子どもたちだけではありません。「学ぶ・働く・暮らす」の3つの軸で事業を展開しており、LGBTQ+の人たちが人生のさまざまな場面で直面する困難に寄り添っています。

bills 表参道で行われたプライド月間寄付プロジェクトの成果を振り返る報告会の様子

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例えば、この1年で就職・転職を経験したトランスジェンダーの74%が採用選考時に困難やハラスメントを経験し、誰にも相談できないまま一人で悩みを抱えたりする人もいます。また、うつなどの精神障害や生活困窮など、複数の困難を抱えることで、さらに支援につながりにくくなるケースもあります。

ReBitでは、LGBTQ+へのキャリア支援や福祉サービス、オンラインでの無料相談支援なども実施。年間6,000件を超える無料キャリア相談の大部分は、寄付によって支えられています。学校での授業を通じて「ありのまま自分で大人になれる」と思える子どもがいるように、卒業後も、働くことや暮らすことの中で、安心して相談できる場所が必要です。今回の寄付金は、そんな人生のさまざまな場面に寄り添うReBitの活動を支える力にもなっています。

▼ReBitの活動実績やメディア掲載情報はこちら(ReBit公式サイト)

https://rebitlgbt.org/news/1091/

アボカドトーストから始まった、半径5メートルの「アライ」を増やすことの重要性

近年、法律や制度の変化が進み「LGBTQ+」の言葉の認知は広がりました。しかし、当事者が日常で抱える生きづらさはまだまだ残っています。

今回ReBitの活動についてお話を伺う中で印象に残ったのが、「半径5メートルにいる人」の存在でした。法律や制度が変わることはもちろん大切です。その一方で、学校や職場、家庭など、日常を過ごす場所で「この人や場所なら話しても大丈夫かもしれない」と思える相手がいることも、当事者にとって大きな支えになります。ReBitの藥師さんは、当事者の生きづらさを変えていくためには、制度だけでなく、半径5メートル以内にいる身近な人の理解や変化も重要だと話します。

今回のプロジェクトでも、ReBitの藥師さんのもとに「アボカドトーストを食べて応援した!」という声が多く寄せられ、アライ(理解者)の存在が可視化されたと言います。誰かにとっては、一皿のアボカドトーストを楽しむという日常の行動かもしれません。でも、その行動をきっかけにLGBTQ+について知ること。自分の身近な人について考えてみること。そんな小さな変化の積み重ねが、誰かにとって「ここにも理解してくれる人がいるかもしれない」と思えるきっかけになるのかもしれません。だからこそ、レストランのような身近な場所で支援の輪が目に見える形で広がることが大切だということを改めて感じました。

bills 表参道で行われたプライド月間寄付プロジェクトの成果を振り返る報告会の様子

報告会の後半では、これからbillsでどんなことができるのかについても意見を交わしました。店舗のブックエリアへのLGBTQ+関連書籍の配置や、スタッフがアライであることをさりげなく示すこと。そして、シドニーのbillsで親しまれているドラァグブランチショーの日本開催構想など、店舗体験を通じた新たなアイデアも飛び出しました。「寄付をして終わり」ではなく、billsという場所でこれからどんな体験やコミュニケーションを生み出していけるのかを考える有意義な時間となりました!

日常の「美味しい」から繋がる未来へ

今回のプロジェクトを通じて、日常の「美味しい」というポジティブな感情から生まれた温かな繋がりが、子どもや若者たちが自分らしく未来を描くための確かな後押しになることを実感しました。

そして、PR・コミュニケーション会社として単に情報を話題化するだけでなく、クライアントが持つフィロソフィーを深く理解し、社会課題と誠実に向き合うコミュニケーションを創出していく重要性を改めて学ぶことができました。

誰もが自分らしく過ごせる社会を目指して。これからのbillsとサニーサイドアップの挑戦に、ぜひご期待ください!

bills 表参道

©Koji Hanabuchi

サニーサイドアップでは、フード・レストランをはじめ、さまざまな商品・サービスのPR・コミュニケーションを手がけています。

コミュニケーションの力で、どんなことが実現可能なのか?そんなご相談からでも大歓迎です。ぜひお気軽に下部の「CONTACT」ボタンからお問い合わせください。

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鈴木 結理(パブリックリレーションズ事業本部・ソーシャルリレーション局)

地元、北海道代表としてプレーした東京体育館のすぐ近く、サニーサイドアップにご縁を感じて2024年に新卒入社。国際教養学部出身で、実は使っていきたい英語を使える仕事環境に入れたことで、日々ビジネスイングリッシュを勉強中!普段はマイペースにたまごっちを育てています。

※所属は執筆時と異なる場合があります

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