「地図があれば教科書はいらない!?」プロのソムリエから学ぶサニーサイドアップグループ ワイン部|クラブ活動レポート
みなさん、こんにちは!サニーサイドアップグループ ワイン部 部長の藁科(わらしな)です。
このたび、サニーサイドアップグループに新しくワイン部が誕生しました!
私自身、もともとワインを飲むことは好きなのですが、「このワインはどんな土地でつくられているの?」「品種によって何が違うの?」と聞かれると、まだまだ知らないことばかり。
せっかく飲むなら、ちゃんと知って飲んだほうが絶対におもしろい!
そんな思いから、社内のワイン好きや「これから知りたい!」というメンバーを集め、今期からワイン部を立ち上げました。

記念すべき第1回は、プロのソムリエを講師にお迎えし、「地図を見ながらワインを飲もう」をテーマにワインセミナーを開催。
今回は、その様子をレポートします!
サニーサイドアップグループの「クラブ活動」とは?
サニーサイドアップグループのユニークな福利厚生「32の制度」の一つである「クラブ活動支援」制度。メンバー同士のコミュニケーションの活性化とグループシナジーの向上を目的とし、アウトドア・インドアなどジャンルを問わず、メンバーのさまざまな趣味嗜好に合わせたクラブ活動の発足や継続実施をサポートしています。
ただ、PRパーソンたるもの、情報発信までがミッション。本記事のように、当社グループのオウンドメディア SUNNY DAYSで、各部活動の部員が、活動の様子を自由にお届けしています。
第1回から豪華!ソムリエ・岩井穂純さんを講師に
今回講師としてお迎えしたのは、ソムリエの岩井穂純(いわい ほずみ)さん。
岩井さんは、都内のワインバーや高級レストランで経験を積み、神楽坂「ラリアンス」では長年シェフ・ソムリエとして活躍。その後、レストランのマネージャーやインポーターのコンサルタントなどを経て、2016年には東京にワインショップ「酒美土場」をオープンしました。
2021年には長野県へ移住。翌年には「iwai-wines」を立ち上げ、自ら葡萄畑を取得し、「湯田坂 岩井堂酒店」をオープンしています。
また、AWMB認定オーストリアワイン大使、J.S.A.認定ソムリエとして、アカデミー・デュ・ヴァンやヴィノテラス ワインスクールでも講師を務めるなど、ワインを飲む、売る、伝える、そして葡萄を育てる側まで知るプロフェッショナルです。
そんな岩井さんを第1回から講師にお迎えするという、なかなか贅沢なスタートとなりました!

ワインの基本は、まず「地図」から!
今回のテーマは、「地図を見ながらワインを飲もう」。
岩井さんの資料に掲げられていたのは、
「GOOD WINES, GOOD FRIENDS, AND A LITTLE KNOWLEDGE」
という言葉。
そしてセミナーの最初に登場したのは、ワインリスト……ではなく、なんと世界地図でした。
まずは、ワインが造られている地域を地図で確認。そこから「テロワール」という考え方をはじめ、気候、土壌、品種、格付けなど、ワインを理解するための基本を教えていただきました。
ワインの味は、ブドウの品種だけで決まるものではありません。土地の気候や土壌、標高、風、川、地形など、さまざまな要素が重なって、その土地ならではの味わいが生まれていきます。
「この地域は寒そう」
「海が近いから気候も違う?」
「この斜面だから日当たりがいいのか!」
など、地図を見ながら考えていくと、難しそうに感じていたワインが少しずつ身近なものに。
“産地を暗記する”のではなく、土地を想像してワインを飲むという楽しみ方を教えていただきました。

同じシャルドネなのに、全然違う!?
今回、特に盛り上がったのが飲み比べです。
登場したのは、白ワインの代表的な品種「シャルドネ」。岩井さんの資料では、同じシャルドネでも、冷涼な地域ではシャープな酸が出やすく、温暖な地域ではより丸みのある味わいになりやすいことが紹介されました。
そこで、フランス・ブルゴーニュ北部のシャブリと、南部のマコンを実際に飲み比べ。正直、「同じシャルドネなら、そこまで大きく変わらないのでは?」と思っていたのですが……。
全然違いました(笑)。
シャブリは冷涼な大陸性気候。一方、マコンは同じブルゴーニュ地方でもより南に位置し、シャブリと比べて温暖で日照にも恵まれています。
地図でその違いを見てから飲んでみると、
「こっちのほうが酸を感じる!」
「同じ品種とは思えない!」
「なるほど、さっきの地図とつながった!」
と、メンバーからもさまざまな声が上がりました。
これまでなら「こっちのほうが好き」で終わっていたところに、なぜそう感じるのかという理由が少し見えるようになる。それだけでも、ワインの楽しみ方がぐっと広がります。

5種類を飲み比べ。地図の上を世界旅行!
今回は、ドイツ・モーゼル、フランス・ブルゴーニュやボルドー、イタリア・ヴェネトなど、異なる土地で造られたワインを飲み比べました。
例えばドイツ・モーゼルは、冷涼な気候の中で、モーゼル川や急斜面、粘板岩の土壌など、その土地ならではの環境を生かして葡萄が育てられています。一方、ボルドー・メドックは、大西洋の影響を受ける海洋性気候と、水はけの良い砂利質の土壌が特徴です。
さらに番外編として、イタリア・ヴェネト州のナチュラルワイン「サッサイア」も登場。
火山性の玄武岩土壌で育ったガルガーネガ100%のワインで、山や海からの風など、その土地の特徴と一緒に味わいました。
地図で場所を確認して、その土地を想像して、実際に飲んでみる。気づけば、会議室にいながら世界各地を旅しているような気分に。

「好き」を深掘りすることが、PRの引き出しにも
今回のセミナーを通して感じたのは、ワインを学ぶことは、単にお酒に詳しくなることだけではないということ。一本のワインを深掘りしていくだけでも、気候や農業、食文化、歴史、観光、地域など、さまざまなテーマにつながっていきます。
PRパーソンの仕事も、商品やサービスそのものだけを見るのではなく、その背景にある文化や社会、つくり手の思いまで知り、世の中との接点を見つけていく仕事です。知らないことを知りにいく。その好奇心も、PRパーソンにとって大切な引き出しの一つ。
また、ワインは人と人とのコミュニケーションのきっかけにもなります。
「どんなワインが好きですか?」
「この産地、行ったことありますか?」
そんな会話から、食や旅行、文化の話へ自然と広がることも。
ワイン部を通じて、自分たちの好きなことを楽しみながら、仕事でも使える引き出しを少しずつ増やしていけたらと思っています。
とはいえ、まずはおいしく飲むことが一番です!笑
次回は「ニューワールドワイン×ジャンキーフード」!
第1回は、ヨーロッパを中心に、地図と土地からワインを学びました。
次回のテーマは、新卒部員のリクエストで「ニューワールドワイン×ジャンキーフード」に!ヨーロッパを飛び出し、もっと自由なワインの楽しみ方を探っていく予定です。
そして、ワイン部でやりたいことはセミナーだけではありません。これから秋にかけては、実際にワイナリーへ足を運び、葡萄の収穫にも参加したいと計画しています。今回のセミナーでは、地図を見ながら気候や土壌、地形によってワインの味わいが変わることを学びました。次は実際に葡萄畑に立ち、自分たちの目で土地を見て、葡萄に触れながら、一本のワインができるまでの背景を体験してみたいと思っています。
葡萄の収穫は天候や熟度によってタイミングが左右されるため、予定通りにいかないことも多いそう。それも含めて、自然と向き合いながらワインを造る現場を知る機会になればと思います。
セミナーで「知る」、実際に飲んで「味わう」、そして産地へ足を運んで「体験する」。
そんなふうに、ワインをいろいろな角度から楽しめる部活動にしていきたいです。
ワイン好きも、これからワインを知りたい人も大歓迎。飲んで、話して、ちょっとだけ詳しくなる。
ワイン部、これから楽しく活動していきます!
講師プロフィール
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岩井 穂純(いわい ほずみ) iwai-wines代表 1978年、神奈川県湯河原町生まれ。都内のワインバー、高級レストラン勤務を経て、神楽坂「ラリアンス」のシェフ・ソムリエを長年務める。その後、都内レストランのマネージャー、インポーターのコンサルタントなどを経験し、2016年に東京でワインショップ「酒美土場」をオープン。2021年に長野県へ移住し、翌年「iwai-wines」を立ち上げ葡萄畑を取得。同年7月に「湯田坂 岩井堂酒店」をオープン。現在は長野県と東京を拠点に、ソムリエ・講師として活動。著書に『おうちペアリング』(主婦の友社)がある。 湯田坂 岩井堂酒店
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