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「グループシナジーで切り拓く、ファッションPRのこれから」マネージャー陣に聞く、ステディ スタディの仕事【後編】

前編に続き、今回は【マネージャー陣に聞く、ステディ スタディの仕事】の後編をお送りします。

流行の最先端にいるPR会社だからこそ、日々新たな挑戦に満ちているsteady study(以下ステディ スタディ)。そんなステディ スタディを牽引する高本・織田・岡﨑が考える、この会社の魅力とは?

今回も必見の内容となっています!

仕事のやりがい「チャレンジングだったことが、いつのまにか世の中のスタンダードに」

岡﨑:
いつも自分はアベンジャーズやネイビーシールズの一員だというくらいの気持ちでいます(笑)。語学力だけでなく、こうしたマインドの部分も過去他国で暮らした経験が活きていると思います。

特に海外クライアントの場合、文化が異なる以上初めから全幅の信頼を寄せてくださる方ばかりとはいきません。特にプロジェクトの進行管理においてはカルチャーショックを受けることも…。

建設的・オープンマインドであることを意識しながら柔軟に対応します。

そうして最後に「アメイジング!」と言っていただけたとき、信頼を勝ち取れたという実感があって清々しい気分になりますね。

プランニング プランニングディレクター 岡﨑 美樹(おかざき みき)

高本:
国内法人がまだなく、初めて日本に参入する海外クライアントとのコミュニケーションには気を遣いますよね。

アメリカや欧州での方法をそのまま日本で実施できない場合もあるので、日本のマーケットにおいてどのように展開するのが最善か、先方に寄り添いつつもご理解いただけるよう提案し信頼をいただくことはなかなか容易ではありません。だからこそいつも学びになります。

特に印象に残っているのは、日本の大手ブランドと海外ブランドとのコラボレーションアイテム発売に際し、その認知拡散・話題化のためのPRを請け負ったこと。

会場の選定から内装や演出、コンテンツ作りにインフルエンサーのキャスティング、メディア誘致や来場者向けのノベルティ作成まで、全般的にディレクションさせていただきました。

一般の方も参加可能なイベントだったため、目標数に達する来場があるかという不安もありましたが、SNSでの拡散もあり想定以上にご参加いただき、大成功に終わりました。

PRⅠ シニアマネージャー 高本 麻衣子(たかもと まいこ)

岡﨑:
日本と海外とでは対応も手法も変える必要があるので、マニュアル化しにくいのも難しいところですよね。

ローカライズは難しい分やり遂げたときの達成感も大きいですが、一方で海外ブランドの本国チームが直接運営するイベントに同席し、そのギャップに触れるのも学びがあって楽しいです。

織田:
企業広報での経験と比べると、ステディ スタディは会社全体が一つの部署のような安心感があります。

メンバーの数だけ知見があり、トレンドを押さえながら物事を多角的に検討することができます。総じてファッション・カルチャーへの関心が強く、得意分野が仕事上のアイディアに繋がる場面も多々あります。

さらに、ファッションそのものだけでなく、ファッションを切り口として関連する他業種を絡めたご提案も可能なのがわたしたちの強みですね。

クライアントからの喜びのお言葉をいただけることももちろん励みになりますが、自分が携わったものが世間の「当たり前」になっていることに気付いたときは、とても大きな達成感を覚えます。

かつてわたしたちが着手したときにはまだチャレンジングだったことが、いつのまにか世の中のスタンダードになっていることがあるんですよね。

PRⅡ シニアマネージャー 織田 あゆみ(おだ あゆみ)

高本:
わたしは、いただくお電話の回数が増えているときにもやりがいを感じます。何かお困りのことがあるとき、「とりあえずステディ スタディに問い合わせてみよう」と信頼を寄せていただいているのはとても光栄ですね。

ファッションに特化したPR会社としては規模が大きい方なので、ラグジュアリーブランドの大規模なイベントの際に頼っていただけることがしばしばあります。

岡﨑:
メンバー全員に一定水準の誠実さや良い印象があるからこそ信頼していただけるんですよね。個人個人の資質や能力だけでなく、チームワークあってこその評価だと思います。

「ステディ スタディならやってくれる」と思っていただけるのは本当にすごいことです。

高本:
「自分一人だけで勝ち取ってやろう」といったスタンスの人より、人たらしというか、愛嬌があって穏やかに応対できる人が多くなってきた気がします。ある種サービス業的でもありますね。

日々、社外のスタイリストさんにトレーニングしていただいている部分もあります。

男性メンバーもそのあたりのコミュニケーションが上手。「○○くん」と呼ばれて現場で可愛がられているところを見ると、周囲の方々との良好な関係を築けていることがわかってとても嬉しくなります。

こんな人と働きたい!「一流ホテルのコンシェルジュくらいの観察力が必要」

高本:
働く上で必要なスキルや資格は何かとよくご質問いただくのですが、どちらかというとそれよりもマインドの方が大切だと考えていて、この点はシビアに見ています。

気配りができるか、仕事を選り好みせず、求められることに真摯に取り組めるかといったことが重要だと思います。積極性や主体性も必要ですが、単に我が強いだけではチームワークが成り立ちません。

兎にも角にも他者と円滑なコミュニケーションを取れることが不可欠です。キャリア採用の場合、これに加えて折衝力やマルチタスク、スピード感のある人が活躍している印象です。

岡﨑:
PRと一言で言っても非常に幅が広いですし、ラグジュアリーブランドのアイテムをお預かりする以上、当社の場合は特に一流ホテルのコンシェルジュほどの観察力を要します。

突き詰めていくと、やはり誠実さが大切なんです。

織田:
新卒入社の場合、基本的には社会人としての経験がまだない、まっさらな状態ですよね。

経験がないからこそ、「どんな困難があっても途中で投げ出さずチームメンバーと協力して乗り越えよう」というマインドセットは、新卒入社のメンバーの方が形成されやすい気がします。

新しい物事に敏感な、良い意味でミーハーな人が多いので、高い壁にぶつかることがあっても楽しんで取り組めるのかなと…。

中途入社では、当初からそういった心構えができていて、その上で経験に裏打ちされた安定感や柔軟性のある人が多いですね。

高本:
それと、いざというときに伝えるべきことを発信できること。思うところや解決策があるのに相手や周囲の人間に伝えられないでいることは、信頼を失うことに繋がりかねません。伝える力・アピールする力は、既存のメンバーにもぜひより高めていってほしいです。

「依頼されたことを請け負う」という側面もある仕事ではありますが、だからといって黙って言われたことだけをするようではいけません。

サニーサイドアップグループの一員として「両社の得意分野を活かした提案をしていきたい」

高本:
同じくグループの一員であるサニーサイドアップは、ステディ スタディに比べてより「マスに向けたPR・コミュニケーション」が得意なんだろうなと感じます。そもそもこれまでに主として扱ってきた商材が全く異なるので、着眼点にも違いがありますね。

一方にはない視点・発想がもう一方にあって、お互いにすごく勉強になります。わたしたちもこれからますます新しいことに挑戦して、スキルとサービスの向上を図っていきたいです。

岡﨑:
特にスピード感が求められるファッション業界において、わたしたちは高い専門性を活かし、柔軟かつ迅速にPRを進めてきました。そのため、必ずしも「ベーシックなフローやタイムライン」で進行するわけではなく、状況に応じて最適な方法を見出す必要があります。

一方で、サニーサイドアップの基本を押さえたプロジェクトの進め方は、明確なフレームワークと計画性が備わっており、非常に参考になると感じます。双方の手法にはそれぞれの強みがあり、協業を通じて互いの良さを活かすことで、よりプロフェッショナルな成果を生み出せると確信しています。

特に若年のメンバーは、どんどんグループ内でのコラボレーションを経験してほしいですね。提案資料など、本当に教科書のようですばらしい教材になるので。

2024年12月のオフィス移転を機に、座席がフリーアドレスになりました。固定席だった今まで以上に若いメンバーが気軽に相談しやすい就業環境になったことも、すごく嬉しいんです。チームを越えたメンバー同士のコミュニケーションがより活発になっていると感じます。

織田:
だんだんとファッション以外のご相談も増えてきているので、そういうときにサニーサイドアップグループ内の各社の存在は心強いです。

わたしたちは、やれない、やらないを自分たちで決めずに、貪欲に挑戦する会社。若年層のメンバーをもっともっと迎えて、ノウハウがある反面、ある種の固定観念ができてしまっているベテランメンバーにはない新鮮なアイディアがどんどん出てくるようにしたいです。

ファッションに強いというのはステディ スタディの個性ですが、もちろんそれ以外のものも扱っています。けれど、これまでに培った知見が発揮できる場面はたくさんあると思っています。これからもそういった場面で両社の得意分野を活かした提案をしていきたいですし、こうしたシナジーが生まれるのがグループであることの強みですね。

岡﨑:
近年、メディアはハイスピードで変化していると感じます。それに合わせて、PR・コミュニケーションという仕事もアップデートし続ける必要があると考えています。

特定の業界に限らず世の中全体の流れを見るマーケティングの視点を持てるよう、社内で、そしてグループ内で刺激し合えるようになっていくことを願っています。

常に国内外の最新トレンドを捉え続けるステディ スタディ。ここには、一人ひとりの、そしてチームの個性を強みとして高め合える環境があります。

さまざまなカルチャーに関心のある方、どんなことにでも興味を持って向き合える方のご応募をお待ちしています!

 

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