サイド教授の「教科書には載ってない」PR講座 vol.6|新聞(地方紙)
お久しぶりです、サイド教授です。
今回は地方紙をテーマにお話しします。
限られた地域や都道府県で発行されている新聞は大きく分けて2種類です。ひとつはブロック紙、地方紙よりも広域で発行されているもので代表的な新聞に「北海道新聞」「中日新聞」「西日本新聞」があります。
その他、各県で1~2紙の地方紙が存在します。ブロック紙、地方紙ともに、一般紙より、その地域のニュースが充実しています。県内が地域ごとに細かく紙面化されており、地域の政治、経済はもとより、お祭りやボランティアなど一般紙では掲載されない多くのニュースを扱っています。特に一般紙と大きく異なるのが、訃報の多さです。職種や役職に関わらず、普通の高齢者の訃報記事が多数掲載されています。地方は人と人の結びつきが強いため、以前にお世話になった方の通夜や葬儀の日時が掲載されている内容は大変、価値のあるものだと考えられるからです。
これらのブロック紙や地方紙は、その地方によっては、朝日新聞などの一般紙より多くの発行部数を誇っているものが数多くあります。その県において何の新聞が売れているか、という指標に「占有率」というものがあります。この占有率が高ければ高いほど、その地域、県で発行部数が多いことになり、北海道新聞や北國新聞、京都新聞、静岡新聞などが占有率の高い地方紙となっています。ブロック紙、地方紙ともに都市部で暮らしていると忘れがちですが、旅行に行った際などに購入し、地方紙ならではのニュースにふれることで地方紙の理解促進につながります。