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サイド教授のPR講座(ニュースリリース)

サイド教授を中心に、様々な人がPRについて語るこちらのコーナー。
今回は、広報活動の基本、ニュースリリースを説明します!

こんにちは、サイド教授です。
ニュースリリースは、報道関係者向けの資料のひとつです。
プレスリリースと呼ぶ場合もあります。

リリース

左から、インターン開催のお知らせ、nakata.net cafeオープニングレセプションレポート(速報)、RockCorps日本開催に関する資料、bills in Waikiki 初日レポート

リリースという名称の報道資料の特徴として、「速報性」があげられます。
内容別だと、「新製品」「新サービス」「新施設」「新店舗」「新社長」「合併・買収」「新工場」「業績」「イベント告知」「アンケート結果」「不祥事のお詫び」・・・などがあります。
ニュースリリースと似て非なる報道資料に、ニュースレターがあります。このレターと付く報道資料に「速報性」はありません。目的は、マスコミ関係者に対して「特集」のヒントになるようなネタを企業が提供することにあります。自社の商品やサービスと「季節性」「社会性」などを融合させることにより、新聞やテレビでの傾向記事や特集を狙うPR戦術のひとつです。さらに、マスコミ関係者に対して定期的な情報発信ツールとしての意味も持っています。ニュースレターは、年2~4回の発行が一般的です。

なお、ニュースリリースは多くの企業のHPで公開されています。

その意味で、従来のマスコミ関係者向け資料とは言えなくなっています。様々な業界のニュースリリースを読むと、業界の特質が見えてきますし、上手なニュースリリースは何かというヒントになります。

 

広報より

教授の言うように、私たちも色々な業界のニュースリリースを読みます。PR会社では、多くの企業のニュースリリースを作成します。発表のタイミング、時事性を意識した内容、どのメディアに送るのか・・・色々なポイントがあります。

私は最近、他社の方が書いたニュースリリースを変更する機会がよくあるのですが、「メディアの方の目に留まる(キャッチーな)タイトル」をどのように書くのか、がなかなか難しいところなのではないでしょうか。
そのニュースが出るであろう媒体、
例えば、芸能人関連のイベントならスポーツ紙や芸能ニュース関連ウェブ媒体、経済関連ネタなら新聞や経済誌、美容・ファッション関連なら雑誌、を中心にまず読んで読んで、傾向や好まれるタイトルや内容を学ぶことが第一歩かと。
あとは、ニュースリリースを書く場合は、「ライティングの能力」以上に、「物事を整理する能力」が重要だと感じます。

 

 

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