「RockCorps supported by JT」福島でのボランティアに参加して得た5つのもの
こんにちは。
広報の山下です。
弊社が約3年前から動いてきたプロジェクト「RockCorps」が2014年にやっと日本で開催できることになりました(弊社の社長からのメッセージはこちら)。
日本でのプロジェクトには、特別協賛のJTさま、共催である福島県の皆さま、受け入れ団体の皆さまをはじめとする、沢山の関係者の想いがつまっています。
サニーサイドアップ社内では、そんな強い想いを持った有志の社員が部署を超え集まり「ロックコープスチーム」ができています。ライべイベント「セレブレーション」が近くなるにつれ、社内では英語でのミーティングの数が増え、弊社会議室でボランティア活動が行われるなど、ロックコープス色が益々強くなっています。
「RockCorps supported by JT」は、4時間以上のボランティア活動をすると、人気アーティストの音楽イベントに参加できる、という仕組みの社会貢献型イベント。これまでに世界9か国で14万人以上が参加し、合計56万時間以上のボランティア活動が、地域社会に還元された。
2014年4月に日本初開催を発表。9月6日(土)にNE-YO、コブクロ、May J.、Flumpoolが出演するライブイベント「セレブレーション」を開催予定。
http://rockcorps.yahoo.co.jp/2014/about/index.html
会社が力を入れている事業ということもあり、多くの社員はプライベートな時間を利用してボランティアに参加しています。
私も、先月ボランティアイベントに参加するため、福島に行ってきたのでその時の様子をアップします!
私は友人と一緒に、福島のいわき市で開催された「NPO法人ザ・ピープル」さん主催の「オーガニックコットン栽培」のお手伝いをしてきました。
行くまでは福島の現状がニュースを通じてしか分からず、何かしなければ、何ができるのか、と漠然と考える日々を過ごしていました。実際に現地でボランティア作業に参加することで、復興支援にまだまだ人手が足りていないことや、現地の方の危機感、耕作放棄地の問題などに気づくことができました。
自分が社会に何で貢献できるか、真面目に考えることも、明るく楽しく作業することも両方大事!
ロックコープスのボランティアでは、ボランティア終了後、ライブチケットが貰えるのですが、私がライブチケット以外に得た5つのものをご紹介しますので、皆さんの参考になると嬉しいです。
■得たものその1、キレイな心
視界に緑しか入らないのではないかと思うくらい、緑の比率が多いです。景色、山、畑、季節の植物、土の香りもします・・・・。おまけに鳥のさえずりのBGM付き。空気がおいしい、とはこういうことかと実感!五感が刺激されます。
競争原理を基本とした資本主義社会で生きるがゆえに溜まったストレスが解消されました。普段の社会人生活で、すっかり荒みきっていた(?)ブラックな心が浄化。。。笑
■得たものその2、仲間
ご覧の通り、ボランティアには色々な人が参加しています。年齢も性別もばらばら。今回は・・・結婚1年目の新婚さん夫婦や、息子のお嫁さんを探しているという女性、フェス好きの女子大生、サランラップの研究をしている方・・・など、約40名が参加していました。約半数が関東からの参加です。
ボランティア終了後、一緒に写真を撮り、LINEを交換して関係が続いているので、本番で再開することが楽しみです!今後も今回手伝った畑の作業を手伝いに来よう、と約束しました。第2の故郷ができたみたい・・・そんな仲間や場所をこれからも大切にしていきます。
■得たものその3、農業の知識
ボランティアの現場には、指導してくださる農家の方や地元の方もいるので、色々な話を聞くことができました。私たちが作業をした畑は、津波により米を作られず、放置されていたそう。そこで、塩害に強い「綿(コットン)」なら育てられると知り、綿を有機栽培で育てているとのこと!帰宅後、調べてみると、津波が理由ではなくとも、稲作を行っていない「荒廃田」など、耕作放棄地が日本中で増えているようです。実際にこの目で見て、畑を耕して、そこで少しだけ見えた日本の農業の姿。連日新聞に出ている農業関連のニュースを、少し深く理解できるようになりました。
■得たものその4、福島でのデートプラン
ボランティアは、都内や遠方から参加される人も多かったのですが、地元から参加した方も沢山いました。お昼休憩中に食事をしている際に、地元の方がおすすめスポットを教えてくれました。
上野駅から約2時間で到着します。思ったより近くて、意外とすぐ行けちゃうので驚きました。フラガールで有名な、「スパリゾートハワイアンズ」の最寄駅も湯本駅です。
他のおすすめスポットを聞いたところ・・・
地元の人がデートでよく行く、「アクアマリンふくしま」を紹介してくれました。
次回は恋人を作って、一緒に電車でのんびり駅弁を食べながら移動して、「アクアマリンふくしま」に行って、湯本駅で降りて、温泉に入ろう!と決心!笑
教えてもらったおすすめのお土産はこれ。
おいしかったし、会社で配ったら大好評♪
■得たものその5、おいしいビール!
帰りの電車ではもちろんビールを堪能!太陽の光を浴び、汗をかき、農作業をした後のビールは格別なのです!おいしいのです!!
農家の方に聞いたのですが、田畑が荒れて農作業をしていない時は、体調が悪くなってしまったそうです。自然のサイクルで、自然を感じ、体を動かすことが人間にとって大切なことなのだと再認識。
東北復興に関して
いかがでしたでしょうか?
楽しいことを中心に記載しましたが、「復興」という部分を見ると、私はまだまだ表面上しか見えていないと感じます。
畑を数時間耕しただけ・・・私がやったことは、全然復興支援になっていないかもしれません。でも、そんな「少しのお手伝い」も多くの人が行うと、「沢山のお手伝い」になります。
少しずつでも、ちょっとの活動でも、それが復興支援になるように、多くの人に知らせて多くの人を動かしている「ロックコープス」ってやっぱりすごい!
RockCorps supported by JTでは、他にも様々なボランティアイベントがあり、現在もボランティア活動を募集中です。
twitter @RockCorpsJapan では、参加可能なボランティアイベントをリアルタイムでチェックできるので、フォローお願いします!