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【NIHONMONO×AKOMEYA TOKYO】中田英寿のラジオ番組『TDK VOICES FROM NIHONMONO』放送200回記念!生産者をつなぐ想いでAKOMEYA TOKYOと初コラボ!

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二之宮由麻(アカウントプランニング局)

こんにちは、アカウントプランニング局の二之宮です。

突然ですが、みなさんは日常生活で取り入れている食べ物や製品などの造り手を意識したことはありますか?

なんとなく、「〇〇県産」や「made in 〇〇」のような、“どの地域でつくられたモノ” なのかは目にする機会が多いと思います。しかし、多くの人が具体的な生産者の名前や人柄、生産背景、ストーリーなどを意識していないのではないでしょうか。

そんな造り手の想いやモノなどの “にほん”の“ほんもの” を発信し、“伝統文化の担い手と生活者を結ぶ”ために発足した中田英寿氏とサニーサイドアップの共同プロジェクト「にほんもの/NIHONMONO」。

※「にほんもの/NIHONMONO」プロジェクトについて詳しくはこちらから

コロナ禍にさらされた“日本の伝統文化産業”を救う! 中田英寿が現役引退後の旅の中で出会った“にほん”の“ほんもの”を伝える「にほんもの/NIHONMONO」プロジェクトとは

今回は、その活動のひとつであるラジオ『TDK VOICES FROM NIHONMONO』放送200回記念の取り組みについてご紹介します。

『TDK VOICES FROM NIHONMONO』放送200回を記念して公開収録を実施

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜12時から放送中、中田英寿が日本全国を巡る旅で出会った “にほんもの” を紹介する番組『TDK VOICES FROM NIHONMONO』は、2019年4月にスタート。今回、放送200回を記念した公開収録の模様を2月26日(日)にオンエアしました!

本収録は、2月17日(金)にJ-WAVEリスナー20名を招待し、生産者の繋がりと信頼関係のもと「ほんもの」のおいしさにこだわりを持った商品を展開する株式会社AKOMEYA TOKYOの旗艦店「AKOMEYA TOKYO in la kagū(神楽坂)」にて実施。

ゲストには、中国料理の名店「Wakiya一笑美茶樓」脇屋友詞オーナーシェフ(以下、脇屋シェフ)と株式会社AKOMEYA TOKYOの代表取締役社長 山本浩丈氏(以下、山本氏)を迎え、「にほんもの」にまつわる活動や想いなどをトークしました。

AKOMEYA TOKYOとは

全国各地から厳選したさまざまな種類のお米を中心に、ごはんと相性抜群のごはんのお供や和食の中心にある出汁や調味料、食器・調理道具などを扱い、東京を中心に12店舗+オンラインショップを展開するライフスタイルショップです。

2013年4月に銀座の店舗から始まり、ブランドとして来年で10周年を迎えます。全国の生産者との強い繋がりと信頼関係のもと「ほんもの」のおいしさにこだわった商品開発やセレクトを行っており、古くからある日本の食文化や伝統を、現代のライフスタイルに合わせ提案しています。

・日本の食文化の中心である「お米」
・一杯のごはんをさらにおいしくする「お供や調味料」
・食卓を彩る日本の伝統的な「食を中心とした雑貨」

上記3つのカテゴリーで厳選し、世の中へご提案していきます。

公開収録中の様子を少しお届け!

ーー ラジオを始めたきっかけ

中田英寿(以下、中田)

ラジオを始めたきっかけはより多くの人に知ってもらいたいという思いから。

最初は、個人的な興味と勉強をしたいという気持ちから旅を始めましたが、回数を重ねるごとに、毎日の何気ない行動のひとつひとつにおいて、生産者やその背景、なぜ出来上がったかなどを理解することで、普段の生活における幸福感が非常に高まりまし

それを感じたときに自分だけではなく、もっと多くの人に知ってもらいたい、という思いからラジオなどのメディアを通じて “伝える” ことを始めまし

良いものをより多くの人にシェアすることで、結果としてその産業が良くなったり、そこに住む人たちが幸せになったりすることで、それらを取り巻く環境もより良くなる。やっぱり、“伝える” ことにはすごく意味があるように感じています。

ーー放送200回目で感じていること

中田:

僕の目的である”生産者たちをより多く知ってもらいたい”という思いから、旅先で収録をした模様をラジオでオンエアしている中、目に見えない風景をどのように言葉で伝えるかという点に、僕も現場ですごく苦労をしています

「それ」とか「あれ」とか「これ」とか言っていてもリスナーの方はその風景が見えるわけでないので、現場の臨場感をどれだけ言葉にして伝えるかをいつも考えています

また、自分が一番学んでしまうため、専門性の高い話題になってしまった時、勉強になる分、それがより多くの人に伝わる表現になっているのか悩ましく思います。伝え方について、自分ももっと勉強しなくてはいけないですし、リスナーの方たちから反応を聞いて、より良くするためにどう表現すればいいかも知っていきたいです

ーーAKOMEYA TOKYOが大切にしているコンセプト

山本氏:

「a 米屋(一軒の米屋)」という意味と、否定を表す接頭辞の「a米屋」をかけて「米屋であって米屋でない」というコンセプトを持っています。AKOMEYA TOKYOをスタートしたのは10年前、ちょうど「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録された年に誕生したことになります。ブランドコンセプトを考えるにあたり、日本の文化の中心には「食」があり、その食の中心には「米」があることに気づきました。いま我々は、米×ライフスタイルという形で、前向きな生活者を応援する活動をしています。

AKOMEYA TOKYOは、食のカタリストになりたいと考えています。物を仕入れて売るという右から左ではなく、生産者の想いを伝えていくことが重要だと感じています。最近だと段々となくなりつつある文化「木桶」に注目し、日本を元気にしたいメンバーで木桶をつくり、そこから味噌をつくるという「木桶プロジェクト」を実施しました。木桶の背景を伝えて販売したことで、応援消費をしたい人たちの購入にも繋がったと考えています。

ーーNIHONMONOのプロジェクトについて

山本氏:

中田さんは直接現地で自分の目で見て、見つけたにほんの良いモノを発信されています。我々も食のカタリストとして、生産者の想いや循環型社会をつくれる一役を担いたいと思っていたので、ご一緒することができて嬉しいです

NIHONMONOが好きな方はAKOMEYA TOKYOも好きだと思うので、今後も一過性で終わらせずにどんどん続けていきたいと思っている。

中田:

最初の銀座の店舗から知っていますし、今日のお店(AKOMEYA TOKYO in la kagū)にも何度か来たことがありますが、参考になることが多くがあります。一緒の想いを持ったと何か一緒にしたいと思ったとき、AKOMEYA TOKYOさんとのコラボが実現しました。

ーー脇屋シェフとコラボしようと思ったきっかけ

中田:

廃棄物の問題を解消しきれない生産者たちがいる中で、シェフのような素材をより良くしていく存在と繋がることで、廃棄も少なくなり、新たな魅力を引き出してくれるかと思い、いろんなシェフに声をかけるようになったのがはじまりです。

脇屋シェフに声をかけたのは、一番は“美味しい” ということ。また話していく中で、素材のこだわりや生産者への想いを持っているということを感じ、自分の悩みを投げてしまうようになりました。

~今回会場のみなさまには、「高橋謙作製麺(たかはし・けんさく・せいめん)」の中華麺を脇屋シェフの特製スープでお召し上がりいただきました~

ーー今回、脇屋シェフにスープを作っていただいた背景

中田:

高橋謙作製麺の商品を食べる中で、手延べの中華麺を作っていたことが面白いと思いました。とはいえ、生産者なので、スープにまでこだわれないから、これを脇屋さんに投げたらより面白くなるんじゃないかと思い、今回無茶ぶりをさせていただきました。

ーー 中華麺の特徴と特製スープのこだわり

脇屋シェフ:

中華麺を食べたときにびっくりしました。美味しくて、コシがあって、味があることに。茹でた後にシメてから食べると意外と味が落ちるのが速いんですよね。

でも、あの麺の太さと塩加減と、手延べということもあり、しっかりとした歯ごたえがあり、味わい深さがある。冷やしても、炒めても、スープで温めても美味しい。

スープは、お醤油とお酢、芝麻醤(ツーマージャン)を少し忍ばせることで、風味がよくなり、アタックが強くならない。最後に香ってくるゴマ油が何とも言えない風味があるように仕上げました。

ーー脇屋シェフ流の一般の家庭で使うためのコツやアドバイス

脇屋シェフ:

麺は製造過程で塩やオイルを使っているため、ボイルした後によく麺を流水で洗い、ざるで切って、水分をしっかりとること。商品に書いてある分数を守ることでそうめん本来の味わいを楽しめるので、守ってほしいです。

ーー最後に

中田:

こうやって体験できる機会を徐々に増やしていきたいです。実際に生産者と生活者の方が関われる場なども増やしていきたいと考えています。単純に情報を伝えて、販売するだけでなく、広い形で同じ想いを持つ仲間として大きなグループになっていくと良いと思うし、そういったNIHONMONOでありたいです。

耳だけでない手で触れるNIHONMONOがAKOMEYA TOKYOで期間限定コラボ

公開収録を行ったAKOMEYA TOKYO in la kagūにて、「NIHONMONOコーナー」が2月26日(日)~ 3月22日(水)の期間限定で登場しています。

AKOMEYA TOKYO in la kagū

住所:〒162-0805 東京都新宿区矢来町67番地
営業時間: 11:00~20:00
アクセス情報:https://www.akomeya.jp/store_info/store/sinlakagu/

今回ご紹介した「高橋謙作製麺」はもちろん、中田英寿がこれまで番組内で紹介した工芸品や食品、調味料などを実際に手に取ってみることができるので、ぜひ足を運んでみてください!

店頭に訪れていただいた方は、NIHONMONO STOREのオンラインで利用できるお得なクーポンも入手できます!!

もちろんオンライン販売もしていますので、気になった方はぜひ「にほんもの/NIHONMONO」を覗いてみてください ♪

「にほん」の「ほんもの」を巡る旅マガジン:https://nihonmono.jp/

「にほん」の「ほんもの」が見つかるオンラインストア:https://shop.nihonmono.jp/

また、AKOMEYA TOKYOもオンライン販売をしていますので、こちらもぜひチェックしてみてください!

AKOMEYA TOKYO:https://www.akomeya.jp/shop/default.aspx 

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二之宮由麻(アカウントプランニング局)

2021年にサニーサイドアップに新卒入社し現在3年目。最年少プランナーとして、飲食やホテル、自治体案件など幅広く担当しています。最近は登山にはまっており、2024年は富士山に登頂することが一つの目標です!

※所属は執筆時と異なる場合があります

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