PR発想でアスリートの魅力を。クライアントのブランド価値を高めるキャスティング・プロフェッショナル

PR会社として、たくさんの人やモノ、組織などを世の中に向けてアピールするお手伝いをしているサニーサイドアップ。その中でも、スポーツ領域のPRに強いイメージを持ってくださっている方は多いのではないでしょうか。
サニーサイドアップでは、サッカーの中田英寿や前園真聖などアスリートのマネジメントを手がけてきた実績があり、スポーツ関連のイベントやプロモーションをはじめ様々な課題解決を得意としています。
そこで今回は、スポーツキャスティングなどを手がけている5局スポーツに所属するメンバーに、仕事のやりがいやスポーツの魅力、そしてどんな人と働いているのかといった点について語ってもらいました!

サニーサイドアップに中途入社して6年目。バスケットボール、ラグビー、自転車競技といろいろなスポーツに挑戦してきた奥村健太朗。現在も海外も含めて試合やレースのチェックは欠かさない。
アパレルからサニーサイドアップに転職「大好きなスポーツに関わる仕事ができると思った」
幼い頃からスポーツが大好きで、小中学生の頃はバスケットボール、その後はラグビーをしていました。今でもサニーサイドアップの部活動でバスケットボールを週1回楽しみ、ランニング部の活動の一環として沖縄マラソンを走るなど、スポーツが生活の一部になっています。
サニーサイドアップに入社する前は、アパレル業界でプレスPRを担当していました。もともとPRに興味があったわけではなくて、アパレルの仕事をしていく中でプレスPRを経験し、その面白さに気付いていったんです。ただ、前職ではアパレルという業界に限定されていたため、より幅広いPR領域に携わることができる環境を求め、サニーサイドアップへの転職を決めました。
実は学生時代、自転車のメッセンジャーのアルバイトをしていたことがあり、サニーサイドアップにはその頃から何度も足を運んでいました。当時のオフィスは現在のようにカフェのような雰囲気ではなく、一般的なビジネスオフィスでしたが、働いている人たちはみんな明るく活気にあふれていたのを覚えています。その印象が強く残っていたことも入社を決めた理由の一つです。
転職活動では特にスポーツ領域にこだわっていたわけではありませんでしたが、サニーサイドアップがスポーツ領域に強いことは知っていました。そして、中途採用の募集がもスポーツ局だったこともあり、「スポーツにも関わる機会があるかもしれない」と考え、応募しました。
現在は、スポーツ案件を多く手がける5局スポーツに所属しているので、スポーツに関わる仕事は多いです。大型マラソン大会や、NBAやフォーミュラEといった大型スポーツイベントのPRを手がけていたりします。また、アスリートが登壇するイベントの企画・運営も行っています。
スポーツ領域に強い理由。「スポーツやアスリートのことを深く知っているからこそ実現できるKOLとしてのマネジメントやキャスティング」
中田英寿をはじめとするアスリートのマネジメントを早くから手がけていたことで、企業やメディアの方々が「サニーサイドアップはスポーツが強い」という印象を持ってくださっていること。それがスポーツ領域の仕事が充実している環境に繋がっていると感じます。
5局スポーツでは、元メジャーリーガーの五十嵐亮太さんのマネジメントを務める執行役員・清水をはじめ、現役プロテニスプレイヤーの加藤未唯さん、卓球選手の張本美和さんのマネージャーも在籍しています。
最近では、アスリートのYouTube運営にも力を入れており、五十嵐さんや加藤さんなどのチャンネルにおいて、専門チームが企画立案を含めた運営を行っています。五十嵐さんはJTBとスポンサー契約を結び、「メジャーリーグ観戦に初めて行くならJTB」などの企画を展開しています。
また、アスリートの登壇やメディア出演のマネジメントも強みのひとつです。中田英寿氏が代表を務めるJAPAN CRAFT SAKE COMPANYのお酒のイベントでは、「世界に向けて日本酒の魅力や文化を発信する」活動を毎年行っています。さらに、大谷翔平選手の活躍もあって、五十嵐さんには試合の解説やゲスト登壇依頼の依頼が増えています。
企画には、こちらから売り込んで成立するものと、ご依頼を受けるものの両方のパターンがあり、それぞれの個性を生かしながらマネジメントを行っています。アスリートに限らず、タレントでもそれぞれのビジョンがあり、アスリート引退後のセカンドキャリアとしてメディアに出ていくことを選んでいる人もいます。PR会社としてメディアの方々と直接やりとりをしてきたサニーサイドアップだからこそ、解説者としてのメディア出演やイベント登壇をスムーズにサポートできる点が、いわゆるマネジメント会社とは異なる部分ではないでしょうか。
このように、アスリートは時代とともにKOLとしての存在感を高めており、サニーサイドアップはその視点での企画・実行を得意としています。なぜなら、アスリート自身の生き方やライフスタイルに共感・憧れを感じる人々に対し、SNSなどを通してアスリートとの接点も増え、影響力が強くなってきているからだと考えています。そしてサニーサイドアップはアスリートと寄り添ってきた深い理解があるからこそ、企業とのマッチングを通してアスリートの発信力を最大限に引き出してこれたのかなと思いますね。アスリートの価値を向上させることでクライアントの価値向上につながるように努めています。
スポーツ領域における確かな知識と経験
わたしたちはスポーツが大好きだからこそ、業界のしくみを深く理解しています。ただイメージが合う人をキャスティングするだけではなく、そのスポーツやアスリートの持つバックグラウンドを理解したうえで最適のマッチングを実現しています。例えば、現役アスリートにはシーズンがあり、試合とその結果が第一優先事項です。また、所属団体の許諾や確認の取得も欠かせません。個人競技の場合であっても、競技によっては協会が存在し、スポンサーの兼ね合いを考慮した対応が求められます。こうした業界のルールや慣習に精通している点も、サニーサイドアップの強みであると考えています。
このほかにも、大阪・関西万博で催事企画プロデューサーや音楽イベントのプロデューサーを務める小橋賢児さんとは業務提携を行い、取材対応などのメディア関連業務を一元管理しています。サニーサイドアップはマネジメントやPRだけでなく、イベント制作まで対応できるため、アスリートやタレントの「やりたいこと」を形にするサポートも可能です。
スポーツ以外のキャスティングもOK。「爽やかで健康的なアスリートのイメージは、幅広い業界で注目されている」
スポーツに限らず、旅行やファッション、テクノロジー分野など、多様なキャスティングの依頼をいただきます。例えば、わたし自身は前職がアパレルPRだったことや、ガジェットに詳しいことから、イヤホンメーカーやシューズブランドのPR案件も多く担当しています。
スポーツに関係のない企業でも、「爽やかで健康的」というアスリートが持つイメージを活用した、イベント登壇や広告出演のニーズは高く、サニーサイドアップのPR視点のキャスティング力が強みを発揮する場面が多くあります。
最近では、あるIT企業からプロゴルファーを起用した広告の相談を受け、試合前の限られたタイミングでスケジュールを調整し、CM撮影を成功させました。このスピード感は、豊富な経験と業界知識があってこそ実現できるものです。
また、大手飲料メーカーが地方都市で展開するキャンペーンのキャスティングを担当した際には、地域ごとのプロ野球球団や人気アスリートを考慮したマッチングを提案。スポーツとは直接関係のない企業でも、PR視点でスポーツとの相乗効果を生み出すことで、新たな価値を提供できるのがわたしたちの強みです。
さらに、スポーツ以外にもお笑い芸人やタレントのキャスティング業務も担当しています。アスリートは競技のプロフェッショナルですが、トークが得意とは限りません。そのため、イベントを盛り上げるためにお笑い芸人やタレントを組み合わせてキャスティングをすることも多く、イベント全体のクオリティを高めるような提案をしています。
スポーツ局のメンバーみんなで試合観戦!「スポーツで一体になれる楽しさを肌でわかっているからこそ出せる企画もある」
一緒に働くメンバーは、バスケットボールやサッカー、その他マイナースポーツなどにも、多くの競技に精通しています。現在の局長は野球好きで、現場マネージャーの中には野球経験者や、オリンピック競技に詳しいメンバーも多数在籍。最近ではeスポーツに関心を持つスタッフが増えてきました。実際にプレイしたり、配信をチェックしたりすることで、新しいビジネスの可能性を探っています。
オリンピックやワールドカップなどの大規模なスポーツイベントの際には、メンバーで試合観戦をすることもあります。スポーツを実際に観戦することで、競技の魅力や迫力を肌で感じることができ、それがキャスティングや企画のアイデアにつながります。スポーツに興味がなかったメンバーも、実際に試合を観ることでその魅力に引き込まれることが多く、会社としての一体感が生まれるきっかけにもなっています。
個人的には、やっぱりラグビーは海外も含め観ていますし、ツール・ド・フランスなどの自転車競技もチェックしています。いろいろなスポーツ観戦が、アスリートのことを知る機会にもなっています。そして、そのスポーツがどういうものを頭で知っているだけで、実際に観戦してみると、その迫力や魅力をより知ることができますから。
仕事を通して実感するスポーツのチカラ「日本中、世界中が盛り上がっている瞬間に、その中で仕事ができる面白さがある」
パリオリンピックで入賞した選手のうちの100名ほどが、自身の母校にビデオメッセージを送るプロジェクトを行っていました。当時は毎日、手分けをして高校の先生に連絡を取り、卒業式などのタイミングで流していただけないかとご提案していました。参加が難しい学校もありますが、多くの高校では非常に喜んでいただいており、高校生をはじめとする若い世代に夢を届けることができていると実感しています。
以前には、元アスリートの方々とともに高校を訪れ、「オリンピック教室」を開催するキャンペーンを行いました。その際も、子どもたちが目を輝かせながら話を聞いている姿が印象的で、アスリートの持つ影響力の大きさを改めて感じました。
スポーツは、毎年何かしらの大きな大会が開催されます。昨年はパリオリンピック、今年は世界陸上とデフリンピック、必ずスポーツで世界が盛り上がるタイミングがあります。その瞬間に、周辺イベントのキャスティングやPRに関われるのは、非常に面白い仕事です。日本中や世界中がスポーツに熱狂しているその場に、自分たちが携わっているという実感が、大きなやりがいにつながります。
PRイベントでは、メディアの注目度や、イベント後の情報の広がりが成果目標になることが多いんですが、その鍵を握るのはキャスティングです。誰をキャスティングするかによって、メディアの関心度が大きく変わります。例えば、賞レースで優勝したばかりの芸人さんを起用すれば、イベントは大きな盛り上がりを見せます。また、著名人とイベントのテーマをうまく掛け合わせることで、より魅力的な企画に仕上げることができたときには、大きなやりがいを感じます。
スポーツのチカラを掛け合わせてもっと面白いことを「競技のフィロソフィーと企業の目指す姿がマッチする瞬間がある」
サニーサイドアップは、PRとキャスティングの両方を強みとし、クライアントの要望にスピーディーに応えることができる体制を持っています。
アスリートは、何か1つのことを極めた人プロフェッショナルであり、その迫力や真摯な姿勢が魅力的です。例えば、ゴルフの撮影では、プロのスイングの美しさや迫力が映像にダイレクトに伝わり、それだけで大きなインパクトを生みます。このようなアスリートの魅力を最大限に生かしたキャスティングや企画を、今後も積極的に展開していきたいと考えています。
また、サニーサイドアップに入ってマネジメントを依頼してくださっているアスリートが増えているなかで、まだまだ活躍のポテンシャルを秘めた方々は多くいらっしゃると思います。現役アスリートの活動をサポートするだけでなく、引退後のキャリア形成まで支援できる会社を目指し、さらなる挑戦を続けていきます。
競技が持つフィロソフィーと企業のビジョンがマッチする瞬間がある。そんな可能性を信じ、アスリートと企業の最適なマッチングを生み出し続けていきます。
サニーサイドアップでは、アスリートキャスティングをはじめ、さまざまな商品・サービスのPRコミュニケーションを手がけています。コミュニケーションの力で、どんなことが実現可能なのか?そんなご相談からでも大歓迎です。ぜひお気軽に下部の「CONTACT」ボタンからお問い合わせください。