【アモーレパシフィック×サニーサイドアップ】韓国人気No.1のダーマコスメブランド「AESTURA」が日本本格上陸&多数のベストコスメ受賞!そのPRの秘訣とは…?
昨年日本に本格 上陸した、韓国の大人気ブランド「AESTURA」。
AESTURAは製薬会社のDNAに最先端美容研究と皮膚科学が組み合わさったダーマコスメブランド。
敏感肌研究から始まったブランドとして、商品の企画段階から40名以上の皮膚専門家が携わり開発していることで韓国の様々な皮膚専門家から信頼を集めており、美容に関する多くのことを皮膚科医に相談するほどユーザーとの絆の強い韓国において、“韓国No.1ダーマコスメブランド”として多くのユーザーから愛されています。
2023年9月の日本本格上陸では、様々な肌タイプに合わせたシリーズをもつ本ブランドの中から、「ゆらぎ肌や肌荒れ防止のケアができる」ゆらぎ肌・混合肌タイプに向けたエイシカ365シリーズや、「保湿・うるおいバリアをサポートする」敏感肌・乾燥肌タイプ向けのアトバリア365シリーズがローンチ。
日本本格上陸から約3か月で、日本の2023年ベストコスメアワードにて10冠を獲得しました。
韓国のオリーブヤングで見かけたり、日本ではバラエティショップやインフルエンサーが紹介しているのを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか?
そんな大注目のAESTURAを展開しているのは、「LANEIGE」や「Innisfree」といった人気ブランドを持つ、韓国化粧品業界の最大手アモーレパシフィック社です。
そしてサニーサイドアップでは、AESTURAの日本本格上陸や日本市場への浸透に向けてのPRサポートを行っています。
今回はAESTURAのPRについて語ってもらうべく、アモーレパシフィック社の李さんと、サニーサイドアップ アカウントプランニング局 エグゼクティブプランナーの関谷 侑未、パブリックリレーションズ事業本部 PRディレクターの池田 妃那のクロストークを実施!
AESTURA日本本格上陸のPR秘話を語ってもらいました。
▼メンバーが韓国の「AMORE PACIFIC」本社を訪れたレポートはこちらから
韓国コスメ最大手の「AMORE PACIFIC」本社に行ってみた!|本場韓国の人気コスメを日本で体験できるイベント情報も!?
多角的なPRで日本での認知度や信頼性を獲得
ーーーAESTURAのみなさまとサニーサイドアップがご一緒した背景を教えてください。
李さん:AESTURAが日本初上陸するにあたって、SNSの運用やインフルエンサー施策などを含めた全体的なブランドのマーケティング業務を一括でお願いできる日本の企業を探していたんです。
池田:「AESTURAが日本市場で広がっていくための戦略を練ってほしい」というご相談をサニーサイドアップにいただいたんですよね。
李さん:2023年9月にローンチだったのですが、6月開催の「アモパシフェス」でお披露目するための準備や、ベストコスメを受賞するための施策なども一緒にお取り組みさせていただきました。
ーーー実際には、どんな施策を実施しましたか?
李さん:PR、インフルエンサータイアップ、メディアタイアップ、SNS運用、広告運用、 と幅広い施策を実施しました。インフルエンサータイアップの中でも、インフルエンサーシーディングとしてYouTubeタイアップやアットコスメでのモニターキャンペーンなど多角的なアプローチをしましたよね。
関谷:日本ではまだあまり知られていないAESTURAについて、知名度や信頼度を得ることに重きを置いて、「レビュー獲得」「メディアへの認知」「商品のトライアル」の3つを軸にして戦略を立てていきました。タッチポイントが増えれば自ずと注目度も上がるので、リリースの公開やレビューが上がる時期が重なるようなスケジュールを組んで実施しましたね。
池田:特に美容誌の三大誌での掲載獲得をメディアへのアプローチでは特に目標にしていました。三大誌に掲載いただければ、まず美容に関心のあるコア層に届きます。そうするとコアな関心層からの情報発信を見ているライトな美容好き層に届き、そこからさらに「何かほしいな」と思っている層に届く…という流れがあるので、最終的にはベストコスメの受賞を目標に、メディアや美容関係者にAESTURAの魅力を知っていただくPRを実施していました。
複数回のリリースでメディアからの注目度アップ
ーーーすでに韓国で人気ブランドとなっていた「AESTURA」をPRする上で、意識したことは何ですか?
関谷:そもそも日本にはダーマコスメ(肌の悩みを解決するため、皮膚科学に基づいて開発されたコスメ)の市場がなかったので、そこの理解が第一難関でした。またAESTURAはこだわって作られているけれど医薬品のように即効性があるものではないので、機能的な魅力をどう伝えるか悩みました。韓国のAESTURAチームメンバーにも来日していただいて、全ての商品の使い方や特徴を説明していただくワークショップも実施しましたよね。
李さん:やりましたね。もう1年以上前になります、懐かしいですね。
関谷:あとは、韓国での圧倒的な信頼をどう伝えるか、という点も意識しました。
以前、アモーレパシフィックの皆様に韓国を案内していただいたことがあるんですが、その際に訪れたアモーレビューティパークにて、AESTURAの昔のパッケージが飾られている部屋がありました。
その際、「韓国では昔からAESTURAの商品が1つは家にあり、親が子に使っている」というエピソードを伺い、「この韓国での圧倒的な信頼を日本でも伝えたい」と思ったので、AESTURAの韓国での評判や顧客層などを細かくヒアリングし、コミュニケーションに反映できるようにしました。
ーーーPR施策を実施する上で工夫した点はどこですか?
池田:あえて情報発信のタイミングを数回用意することで、メディアの方々に説明できる期間や機会を多数設定できるようにしました。通常はローンチ決定のリリースで商品の詳細まで発表するんですけど、AESTURAの場合はまだ日本で高い知名度があったわけではなかったので、まずはブランドそのものを知ってもらうための発信をしたんです。ブランド認知が広まった上で日本上陸のリリースを出すことで、より期待値を高められるようにしました。
李さん:韓国は日本と違って、商品ひとつに対してのリリースを出すことはあまりないんですよね。今回サニーサイドアップさんとご一緒する中で、日本のPRの仕方についても学ばせてもらいました。
関谷:日本語で商品を紹介するときのキャッチーで機能が伝わりやすいなワードを考えたり、メディアの方々が求めている情報を汲み取ったりしながら、説明用の資料を作成しましたよね。AESTURAチームが伝えたいことと、日本のPRの形式やメディアへの伝え方を擦り合わせながら進行していきました。
新商品も続々発売!皮膚科での取り扱いも増やしていきたい
ーーーサニーサイドアップの印象はいかがですか?
李さん:はじめは中田英寿選手をきっかけに、サニーサイドアップのことを知りました。他にも韓国の友人がサニーサイドアップの人と知り合いだったりと縁があったので、最初から親近感を抱いていました。
関谷:そうだったんですね(笑)!
李さん:日本の企業で働く人々はスーツで決められた席に座ると思っていたのですが、初めてオフィスにお伺いしたときにみなさんが自由な服装でフリーアドレスだったので、オープンで良い会社なんだろうなと思いました。
池田:そうなんです(笑)。アモーレパシフィックのみなさんとは、打ち合わせもフランクな雰囲気で行えたのをよく覚えています。
ーーー今後の展望を聞かせてください。
李さん:今は新年度に向けて、新商品や日本に合わせた季節の情報発信の準備をしています。改めてブランドの方向性を固めつつ、コミュニケーションに関してのワード開発も進めていきたいなと。
池田:AESTURAは「韓国皮膚専門家推奨No.1ブランド」と謳っている通り、韓国の上級病院への導入率が98%を誇るブランドなんですが、日本の皮膚科での取り扱いはまだない状況ですよね。
李さん:そうですね、今後は皮膚科での取り扱いを増やして、さらに日本での信頼性や認知度を獲得していきたいですね。
関谷:韓国コスメを買いたい人は、キャッチーな成分や見た目に惹かれている人も多いと思うんです。でもAESTURAのアトバリア365 シリーズはキャッチーさを売りにせず、本当に肌に良いベーシックなスキンケアであることが特徴的です。いかにそこへの理解を得て購買に繋げていくかが鍵になるのかなと。
李さん:そうですね。AESTURAは「実際に使ってみたらよかった」という声も多く聞くので、さまざまな場で商品を体験できるシチュエーションを作っていくのが重要かなと考えています。
新商品発売も!『アトバリア365 クリームミスト』 価格 :2,273円(税込:2,500円)
発売日他: |
新たな商品も続々日本に上陸しているAESTURA。
クロストークを聞いているだけでも「一度使ってみたい!」と思ってきますよね。また、AESTURAは今後もさまざまなイベントや新商品発売の予定もあるのだとか…!?ぜひお楽しみに。
サニーサイドアップが手掛けた他プロジェクトの記事は、こちらをご覧ください。