サニーサイドアップ社長裏話（後半）「働きがいのある会社」ランキングで3位になった時、社長は・・・

こんにちは！
広報の山下です。
「幻の社長インタビュー企画」（前半）でお伝えしたように、社長に時間をもらい、インタビューを実施するも、社長にはっきりとダメ出しをされてしまいました。

社長室のドア

このまま尻尾を巻いて、すごすごと退散してしまっては、今後、この社長が率いる会社の広報なんてできない！と、リベンジした様子が下記です。

広報　：　社長！せっかくお時間いただいたので、別のことも聞きたいのですが、よろしいでしょうか？

次原　：  もちろんよ！

広報　：  実は、サニーサイドアップの広報ツイッター（@sunnysideup_mp）の、2014年1月から現在までのツイートで、一番多く拡散されていたのは、サニーサイドアップが「働きがいのある会社ランキング」で3位になったことでした。多くの方が、この話題に興味があるということだと思うのですが、正直、3位になったと聞いたとき、どう思いましたか？
（喜びすぎて社長室で叫んだとか・・？？）

次原　：　正直に言うと・・・いたたまれなかった。汗

広報　：　？？いたたまれなかった？え？どういうことですか？

次原　：　このランキングに入ることは、ずっと憧れだったの。昔から毎年、日経ビジネスをチェックしては、ランキングされている会社さんと肩を並べられるくらい、「働きがいのある会社」と社員に思ってもらえるような会社をつくりたいな、と、思い続けてきていたのよね。

広報　：　では、とても嬉しいことだったのではないのですか？

次原　：　うちは、まだ若い会社だし、業界自体も成熟しているとは言えないから、特別お給料が良いわけでもないし、手厚い福利厚生もできていない。豪華なオフィスとか、食べ放題の社食やBar、社内託児所・・・見渡せば私も入社したくなるような会社が、沢山あるなかで、自分たちはまだまだだと思っていたのよ。それなのに3位・・・。汗
ちなみに1位はあのグーグル、他にもランクインしていたのは素晴らしい会社ばかりだったので、なんだか恥ずかしくて、恥ずかしくて・・・。

広報　：　確かに、表彰式でお目にかかったのは、ステキな会社ばかりでした。その後も、複数の会社の方と、お互いの会社の取り組みなどを情報交換して、交流しています。どの会社の担当者からも、「もっともっと魅力的な会社にしよう！」という熱意を感じました。

次原　：　忙しい毎日を送っているなかで、それでもアンケートに回答してくれた多くの社員たちには、その時間を費やさせてしまって申し訳ない、という気持ちもあったわ。
ただね、卵が先か鶏が先か、地位は人を変えるとも言うでしょ。
きっと社員の皆は、もっともっと「働きがいのある会社」になって欲しいという期待を込めて、高得点を会社につけてくれたんだと思う。だからとても嬉しいし、経営者として期待に応えなきゃ、と、気が引き締まる思いでもあります。

広報　：　憶測でものを言わないでください。そして、そんなに謙遜しなくても・・・。
私たち「働きがいのある会社ランキング」で3位になりましたよー！！こんなに素敵な会社ですよ！って言ってください！笑
例えば、サニーサイドアップらしい制度も評価されたのではないでしょうか？

次原　：そうね、うちは現場から生まれたたくさんの制度があるわよね。お金は大して使えないけど、だからこそ、頭をひねった楽しい制度を創ってきた。社員の要望で創った、失恋休暇もそうだよね。会社づくりを現場のみんなと一緒にやってきている。それはステキなことだと思うの。
そんなところが、みんなが多少なりとも“働きがいがある”て思ってくれているところなのかもしれないな。これからも、利益たくさんだして、人もうらやむステキな職場環境を整えていきたいと思ってる。
福利厚生も、予算がほとんどない！という条件から早く抜け出して、予算をしっかりつけて、サニーサイドアップらしい制度を、どんどん生み出していきたい。もちろん、潤沢な予算があるからって頭を使わなくていい、っていうことではなくてね。笑
皆で月に1回、会社でお寿司とか食べたいわね！笑

広報　：　お寿司！賛成でございます！
広報にとって社内コミュニケーションも大事な仕事。みんなが本当に必要としている制度を、考えようと思っています。

何に「働きがい」を感じるかは人それぞれ。何が「たのしい」かも人それぞれ。さらには会社を経営する立場と、雇用されている立場とでは、物事の捉え方はどうしても変わってきます。

それでも会社の未来を創るのは「今」いる私たち。

会社の変化を一緒に楽しんで、一緒にこれからを創るにはどうしたらよいのか、それを考え実践し続けることが、本当の「働きがい」につながっていくのではないか、と考えさせられるインタビューになりました！！