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新卒メンバー10人が参加!「Tokyo Pride 2025」を通して学んだダイバーシティーの在り方とは?

みなさんこんにちは。4月に入社したサニーサイドアップ ソーシャルリレーション局の石津・小西・関です!

前回は杉山文野さんをお迎えした、ダイバーシティに関する新人研修の模様と、講義を受講した新卒メンバーによる対談の様子をお伝えしました。

今回は、6月に開催された「Tokyo Pride 2025(通称:TRP)」のイベントの様子と、実際に参加した新卒メンバーの声をお届けします!

これまで例年4月に開催されてきた「Tokyo Rainbow Pride」。今年から「プライド月間」に合わせて6月の開催となり、イベントの名称も「Tokyo Pride」へと変更されました。

プライド月間とは?

1969年6月27日にアメリカで起きたLGBTQ+の抵抗運動「ストーンウォール事件」は、初めて全米で大きく報道されたことをきっかけに「セクシャルマイノリティの権利獲得運動の象徴」となりました。この出来事にちなみ、事件が起こった6月は「プライド月間」と定められています。

プライド月間中は世界各国でパレードの開催があるだけでなく、企業によるさまざまなキャンペーンやイベントが行われます。

参照:Job Rainbow 

プライド月間に初開催となる「Tokyo Pride 2025」のテーマは、「Same Life, Same Rights」。短いスローガンながらも「すべての命に同じ権利を」という強いメッセージが込められています。記事の後半でもお届けしますが、多様性の中での一体感をを実感する機会となりました。

いざ、Tokyo Pride 2025へ!

今年は10名の新卒メンバーが、2日間に渡って開催された「Tokyo Pride 2025」のDAY 2に参加!イベントは「プライドパレード」と「プライドフェスティバル」の2つが開催され、まずはフードブースや企業ブースなどが集まるフェスティバルの会場へ…。

誰もが知る国内外の有名企業をはじめ、ジャンルを超えたさまざまな企業がブースを出展。Rakutenや吉野家など、各企業のロゴがレインボーに染まっている光景が印象的でした。

なかには、フェイスペイントやチェキでの撮影ができるブースもあり、メンバーも雰囲気に溶け込み、フェスティバルを楽しんでいました。

「Tokyo Pride 2025」でフェイスペイントやチェキ撮影など企業ブースを楽しむメンバーたち

フェイスペイントやチェキ撮影など企業ブースを楽しむメンバーたち

フェスティバルを楽しんだ後は、いよいよ「プライドパレード」へ!

今回、参加メンバーはそれぞれが持っている最も彩度の高い洋服を着用して集まりました。そんなカラフルなわたしたちは、イベントが開催される代々木公園を中心に、渋谷・原宿エリアを1時間以上かけて練り歩きました。

パレードで印象的だったのは、パレード参加者の数はもちろんのこと、道端で手を振って応援してくださる人の数。参加企業の社員の方々をはじめ、長いパレードコースのほとんどが人で埋め尽くされており、「Happy Pride!」と声を掛け合える、終始優しさに包まれた雰囲気の中を歩くことができました。

カラフルな衣装を纏った新卒メンバーとサニーサイドアップ 取締役 松本

普段多くの人で賑わう渋谷・原宿ですが、「プライドマンスを祝う」という同じ目的を持って集まった人々の一体感が感じられ、温かい気持ちで1日を締めくくることができました。

TRPに参加した同期に話を聞いてみました

これまで、参加の機会がなかった新卒メンバー。

今回「Tokyo Pride 2025」に参加して印象的だったエピソードや、参加する前後で変わった考え方などについてインタビューを行いました!

▼チャン

サニーサイドアップグループ チャンの写真

【質問事項】

・もともとTRPの存在を知っていた?

知っていました!大学の学部がグローバルだったことから、元々周囲にLGBTQ+の友人が多く、身近な存在でした。大学があった秋田にも「秋田プライドマーチ」というLGBTQ+のパレードがあり、わたしの周りでは主に外国人の友人が参加していました。

実際にTRPに参加してどんな感想を持った?

想像していたよりも楽しかったです!最初は公道を歩くだけだと思っていましたが、様々な会社のブースが出ていて驚きました。思っていたより大手の企業も参加していて、色々な体験ができたり、お土産をもらえたり…。当事者じゃなくても全然楽しめると感じました。

・TRPで一番印象的だったことは?

パレードで歩いているときに、コースの周りで応援してくれる人が多くて、自分の番ではないのに、応援してくれていることに、一体感を感じて感動しました。他に、パレードのことではないのですが、その日の夜、個人的にスタンダップコメディショーが楽しめる「Tokyo Comedy Bar」に行きました。その日がTRPだったので、観客のほとんどがLGBTQの人たちで。自分がマイノリティーになった気分を味わえて、なんだか不思議な気持ちになりました。みんなオープンに性について話していたのが新鮮で、そこでパンセクシャル、アセクシャルなど新たな性があることも知ることができました。

・参加する前とした後で何か考えなど変わりましたか?

もともと当事者以外の人が参加して良いのかわかりませんでした。ですが、当日参加してみると、当事者だけでなく、アライの人が参加するパレードもあって、誰もが参加しやすいものなんだというイメージに変わりました。

▼ななか

サニーサイドアップグループ 竹内の写真

・もともとTRPの存在を知っていた?

実は知らなかったです。LGBTQなどのコミュニティを遠い存在だと思っていたから、パレードがあること自体耳にしたことがなかったです!

実際にTRPに参加してどんな感想を持った?

わたしは元々知らなかったのもあって、イベント規模の大きさにびっくりしました。参加してる人数もそうですし、街を歩いてる時もみんな旗振ってくれたりなど、それぐらいこのコミュニティを知っている方々からしたら、このような活動って案外メジャーなことだと気づき驚きがありました。

・TRPで一番印象的だったことはなんですか?

パレード参加中に、列をはぐれてしまって、自分たちの列じゃないルイ・ヴィトンを傘下に持つLVMHのグループのとこに紛れ込んじゃったのですが、皆さんすごくウェルカムな感じで、「じゃあ一緒に歩きましょう」って言ってくれました。そういった出来事とかも含めて、参加している方たちみなさんが優しいと感じた。

・参加する前とした後で何か考えなど変わりましたか?

これまではLGBTQを身近なところに感じたことがなくて、実際に話を聞いても、頭の中で自分とは別の世界にいるように切り離して考えてしまった部分が正直ありました。でも、パレードに参加することで、そもそも同じ世界に違う考えを持った方がいるっていうだけで、切り離して考えるべきではない部分だなと感じて、今回参加して良かったです!

最後に

初めて出会った人同士がハイタッチをしたり、微笑み合ったり——

TRPには、互いの“そのまま”を認め合い、つながりを感じることができるとてもあたたかな空気が満ちていました。

このように、誰もが安心して自分らしくいられる世界を少しずつでも広げていけるよう、PRパーソンとしてどんな発信ができるのか、今後も考え続けたいと思います。

WRITTEN BY

石津明莉(いしづあかり)、小西 瀬名(こにし せな)、関優菜(せき ゆうな)

サニーサイドアップグループ 石津明莉(いしづあかり)、小西 瀬名(こにし せな)、関優菜(せき ゆうな)の写真

左より石津、小西、関

2025年4月入社。大学時代にそれぞれアメリカ、カナダへ留学。その経験から海外案件にも携わりたい気持ちが強く、サニーサイドアップに。本配属1ヶ月目で目の前の業務に日々奮闘中!

 

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