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スタートアップ経営に必要なPR発想とは?次原とシーチャウが登壇した明治大学経営学特別講義レポート

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サニーちゃん

こんにちは!広報サニーちゃんです。

サニーサイドアップグループでは、代表取締役社長の次原をはじめ、さまざまなメンバーが、カンファレンスやシンポジウムなどに登壇し、当社グループが強みとするPR・コミュニケーション手法や、ダイバーシティ・女性活躍推進など、幅広い知識や情報を社外に向けて発信しています。

今回サニーちゃんが同行したのは、大学生に向けた講義👀

明治大学の経営学特別講義に、サニーサイドアップグループ代表取締役社長 次原と、サニーサイドアップ代表取締役社長 シーチャウが講師として登壇しました📝

明治大学駿河台キャンパスに到着!少数精鋭の経営学特別クラスへ

快晴の中にそびえ立つ明治大学リバティタワー内で、講義が行われました。

今回担当したのは経営学特別講義。「スタートアップ経営のメカニズムを体験する」をテーマに、現役の起業家や投資家などを招き、起業のノウハウだけでなく「起業したあとどのように事業を運営するべきか」という、起業後のスタートアップ経営プロセスを学びます。

起業家を目指す(あるいはすでに起業している)学生の中でも、先鋭の学生たちが出席している少人数のゼミ形式のクラスです。

さまざまな企業から講師が登壇する中、PR・コミュニケーションを提供するサニーサイドアップグループからは、「事業戦略を立てるうえで、PR・コミュニケーションやマーケティング視点を持つことがいかに大切か」というポイントをお話しさせていただきました。

創業40周年を迎える企業の創業社長として語る、起業から現在まで

はじめにサニーサイドアップグループ代表取締役社長 次原より、起業当時のエピソードを振り返りながら、会社が現在の規模まで成長してきた背景をお話ししました。

40年前、わずか数人でスタートしたサニーサイドアップグループは、「駆け抜けるように仕事に没頭した」と次原が語る通り、初期の頃は「目の前のお客様の要望に応えたい」という一心で事業を進めてきました。やがて、メンバーの数が100人、200人と増え、会社の規模が大きくなるにつれ、経営の在り方を見直すタイミングもあったと話します。その中で“たのしいさわぎ”をおこし続けるために大切なものは何かを整理し、成長し続けてきました。

現在、次原は経団連審議員会副議長やダイバーシティ推進委員長としても活動中。女性の創業社長は現在の日本ではとても稀有な存在だからこそ、女性をはじめ、より多くの人が活躍しやすい社会基盤を構築するための活動にも力を注いでいます。自社事業を超えて“世の中を変える”ための一歩となる取り組みに、精力的に打ち込んでいることを語りました。

最後に学生たちに、「今やりたいことがある人は、その“やりたいこと”に思い切り挑戦してほしい。そして、まだやりたいことが明確でない人も、目の前に興味のあることを見つけたら、それに全力で取り組んでみてほしい」と熱いエールを送りました📣

PR発想のマーケティングを学ぶ実践的なセッション

続いて、株式会社サニーサイドアップ代表取締役社長 シーチャウが登壇。

これまで企業規模や事業内容もさまざまな複数の企業で、マーケティングのプロフェッショナルとして活躍してきたシーチャウから、マーケティングの基礎となる考え方と、事業経営においてその考え方がなぜ必要となるかを、世の中の事例をもとにお話ししました。

まずはこれまでのシーチャウのキャリアを振り返り、昨年からサニーサイドアップの代表取締役社長に就任した背景を語りました。グループの代表取締役社長 次原から熱いラブコールを受けたことがきっかけですが(笑)、すぐに返事をしたわけでなく、インターンをしてメンバーの仕事ぶりや会社のカルチャーに惚れ込み入社を決めたという話に、起業や就職を目前とする学生は興味深く耳を傾けていました。

続いて、「PR発想のマーケティング」について。

マーケティングとは、「モノが売れ続けられるための仕組みづくり」として、戦略を立てるうえで「時間をかけるべきポイント」「こだわるべき点」をシーチャウの実体験を交えて語りました。身近な商品やサービスの事例を用いた説明に、学生たちも真剣な眼差しで頷きます👀

マーケティングに欠かせない「消費者のインサイト」については、学生たちと対話を交えながら説明しました。人の行動や思考は実は95%が無意識で、意識的に決断しているのはたったの5%。だからこそ、消費者が「本当は何を求めているのか」を深く探ることがとても大切です。シーチャウに色々と質問をされる中で、自分でも気づいていなかった自分自身のインサイトに驚く学生もいて、笑いが起こる場面も。

講義では、学生のみなさんに実際に考えていただくためのワークも用意。マーケティング戦略に「正解はない」と話し、自由な発想で考え発表していただきました。実際に起業を考えている、あるいは起業している学生も多く、「プロフェッショナルからのアドバイスが欲しい!」と、積極的に手を挙げて意見を述べる姿が印象的でした。発表された回答はどれも深く考えられており、議論も白熱👏

最後に、「PR・コミュニケーションの視点で戦略を立てる」ことの重要性についても解説。「PR発想」とは、商品やサービスを直接アピールするだけでなく、人々の心を動かし、行動や世の中の流れを変えるムーブメントを起こす考え方です。例えば、「CMを作って放送する」だけで終わらせるのではなく、そのCMを見た人が感動したり興味を持ち、自然に話題が広がるようなコミュニケーションを設計することが大切です。話題化を意識したアプローチを取ることで、人々の間で自然と共有される。そんな事例を、サニーサイドアップがこれまで手がけてきたプロジェクトを中心に紹介しました。

質疑応答の時間では「マーケティング予算が全くない場合に、どのような仕掛け作りができるのか」「消費者自身が言葉にしたくないようなインサイトはどう引き出すのか」など幅広い質問が飛び交い、温かい空気の中で講義は結びを迎えました。

一人一人と交流の時間

講義後は学生たちとランチセッション

現役大学生とのざっくばらんな意見交換を通じて進めた今回の講義は、わたしたちにとっても多くの学びがあり、実り豊かな時間となりました🕊️

この講義が、学生のみなさんが進路を選ぶ際やビジネスの場面で意思決定をするシーンで、少しでも役立つきっかけになれば嬉しいです。

それではまた次のレポート記事でお会いしましょう🌱

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サニーちゃん

“めだまやき一筋”のグループ広報担当。社内外にアンテナを張り、次の“たのしいさわぎ”を探して発信中。メンバーが手掛けたプロジェクトから社内イベントまで、執筆する記事カテゴリの広さは社内イチ!直近の目標は、「公式X(旧Twitter)のフォロワー数6,000人達成」!みなさまぜひフォローをお願いします🍳🍳

※所属は執筆時と異なる場合があります

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