今年の「国際男性デー」は、オフィスで落語!?社内に潜むアンコンシャス・バイアスについて学ぶ一日に
こんにちは!広報サニーちゃんです。
毎年11月19日は「国際男性デー」。
1999年にカリブ諸島のトリニダード・トバゴで始まったこの日は、「男性・男児の心身の健康や幸福に焦点を当て、男性特有の心と体の課題の解消を目指す日」とされています。ですが、単に「男性のための日」といった意味合いではなく、女性も含めて「ジェンダー平等に」ついて向き合い、推進していく日でもあります。
サニーサイドアップグループでは、ユニークな福利厚生「32の制度」内の「精液検査補助」をはじめ、「すべての女性が納得して充実したライフスタイルを築ける社会」を目指した官民横断プロジェクト「W society」の実行委員会への参画など、性別にとらわれず、すべてのメンバーが働きやすい環境を目指しています。
そんなダイバーシティを推進する当社グループでは、これまで「国際男性デー」に合わせてさまざまな取り組みを行ってきました。
▼過去の取り組みはこちら
国際男性デーに合わせて、32の制度でサポートしている精液検査についての理解を深める「現代を生きる男性が、知っておきたいカラダのこと」セミナーを実施!
無意識の思い込み、アンコンシャスバイアス
今回のテーマは「無意識の偏見」です。
無意識の偏見…この言葉、みなさんはご存知でしょうか?
O型は大ざっぱ。
定時で帰る社員はやる気がない。
男性はバリバリ働いて、女性は家庭を守るべきだ。
これらの、過去の習慣や経験をもとに蓄積された思い込みは、「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」と呼ばれます。このバイアスにより、無自覚のうちに相手にストレスや疎外感を与えたり、特に社会においては評価や判断を大きく歪めてしまう危険性があり、ダイバーシティを推進する上で障壁となります。
そのため、まずはバイアスの存在を知り、減らすための声がけができる環境を醸成するべく、セミナーを開催しました。
しかし、ただでさえ難しそうなテーマ。ただ講義を受けるだけでは自分ゴトとして捉えられないのでは?
そこで!
なんと今回は、落語家・桂三四郎さんによる特別講演「落語でわかるアンコンシャスバイアス」を、オフライン・オンラインのハイブリッド形式で開催しました!
桂三四郎さんはABC朝日放送テレビ「新婚さんいらっしゃい!」の司会でおなじみ、六代目 桂文枝さんのお弟子さん。
東京・大阪を中心に、天満天神繁昌亭、ルミネTheよしもと、渋谷よしもと∞ホール、神保町花月、よしもと浅草花月、なんばグランド花月など、名だたる数々の会場でご活躍、また、新宿末広亭、池袋演芸場、浅草演芸ホールなどの東京の寄席にも出演されている方なんです。
そんな桂三四郎さんの得意分野は創作落語。今回の特別講演「落語でわかるアンコンシャスバイアス」も、テーマに沿ったオリジナルの作品を披露いただきました。
落語でわかるアンコンシャスバイアス!
「オフィスで落語」というユニークな響きもあってか、朝早くにも関わらず、メンバーが続々と集まります。
出囃子とともに、桂三四郎さんがご登壇。鳴り止まない拍手のなか、早速セミナーが始まりました。
前半は簡単な講義から。
といっても、本セミナーでは一般的な「座学」ではなく、コミュニケーションを含めた「お話し」を生業とされている桂三四郎さんならではの体験談を、ユーモアたっぷりにご紹介いただきました!
会場ではうんうんと頷く方や、「分かる〜」と思わず笑みが溢れる方もちらほら。さすがは喋りのプロ。終始笑える要素があって飽きることがなく、内容もしっかり入ってきます。
後半はいよいよ落語です。
設定はお父さん行きつけの居酒屋。酩酊状態のお父さんとそれを制する息子、そして隣に居合わせた女性と店主からなる「●●ハラスメント」合戦は爆笑必至!!普段何気なく放ったひとことが相手を傷つけることがあるという危険性を、落語でケーススタディを元に楽しく学べました✏️
無事終了!次回の「国際男性デー」のハードルが上がります…。
1時間はあっという間に過ぎ、惜しまれつつも桂三四郎さんがご退場。会場で参加したメンバーからは「もっと見たかった!」「こんなに楽しいセミナーは初めて!」というメッセージが飛び交い、無事にセミナーを終了することができました。
アンコンシャスバイアスは職場だけで起こるものではありません。
同僚と、家族と、そして大切な人と。
みなさんもぜひ、この機会にアンコンシャスバイアスについて話しあう機会を設けてみてはいかがでしょうか?
▼桂三四郎さんのプロフィールはこちら(ご講演依頼もこちらから!)
https://346katsura.com/