MEMBERS

「チャレンジし、自分を表現できる」 3名のグローバルメンバーが語る、多様性の「力」を引き出す風土とは

PR・コミュニケーションを軸とするサニーサイドアップグループには、ブランディングのコンサルタントやファッションショーの企画運営、タレントのキャスティングなど、さまざまな事業を展開する複数の会社があります。

グループで働くのは、国内外に多様なバックグラウンドを持つ約500名のメンバーたち。それぞれの現場で、独自の視点や強みを生かしながら、世の中に“たのしいさわぎ”をおこし続けています。

今回はインド、フィリピン、韓国にそれぞれルーツを持つ3名のメンバーを招き、対談企画を実施。サニーサイドアップグループで働くことの魅力ややりがい、そしてコミュニケーションの力を最大化させるために不可欠な「多様性」の力について、語り合ってもらいました。

漢字が読めなくても目に飛び込んだ“たのしいさわぎ”

——サニーサイドアップに入社された経緯を教えてください。

プラミータ:大学時代、PRの仕事を探すなかでウェブサイトを見つけました。当時は漢字が読めなかったのですが、“たのしいさわぎ”というフレーズが印象的で「面白そうだな」と思ったのが第一印象で、大学院進学後にグローバル採用を見かけて応募しました。

サニーサイドアップ/パブリックリレーションズ事業本部/Prameeta Selvakumar(セルバクマル プラミータ)

サニーサイドアップ/パブリックリレーションズ事業本部/Prameeta Selvakumar(セルバクマル プラミータ)

ソフィア:わたしは大学時代にパブリックリレーションズを学び、社会にインパクトを与える仕事がしたいと考えてPR業界を志望しました。サニーサイドアップグループは「楽しそう」というだけでなく、コミュニケーションを通じて社会を動かしている点に惹かれました。

:わたしの場合は大学時代に「BIGBANG」や「少女時代」などが巻き起こしたK-POPブームを目の当たりにしたことがきっかけで韓国コンテンツに可能性を感じました。そこで日本で設立して間もない総合広告代理店であるクムナムエンターテインメントに入社を決めました。そのときからグループの一員として日韓ビジネスの架け橋として多岐にわたって仕事をしています。

——働くなかで感じるサニーサイドアップグループの良さは、どんなところにありますか。

プラミータ:スーツや髪の色などの制約が厳しくない点がすごく好きですね。わたしは、服装で自分自身をエクスプレス(表現)できることを特に重視しているので。

これは服装だけに限ったことではなく、総じて自分を表現しやすい職場環境だなと思っています。仕事の場面でも、入社1年目から先輩方に「あなたのアイデアを聞かせてほしい」という姿勢で受け入れてもらった記憶があります。「1年目なのに何が分かるんだ」といった敷居の高さを感じることは一切なかったです。

サニーサイドアップ Prameeta Selvakumar(セルバクマル プラミータ)が話す様子

単に意見が言えるだけでなく、「チャレンジしたい」とわたしが言えば、その意欲と実力を信じて、仕事を任せてくれる。たとえば直近では、アイスランドの大統領が来日した際に、大統領へのブリーフィングを私1人で行いました。若手でも、貴重な経験ができる会社だと思います。

入社以来の希望が通り、ファッション関係の仕事に

——年齢によらずチャレンジングな仕事を任せてもらえるのはうれしいですね。ソフィアさんはいかがですか。

ソフィア:プラミータも話していますが、希望すれば挑戦する機会を提供してくれる風土は大きな魅力です。わたしは現在、ファッションPRの企画運営を担う「ステディ スタディ」に所属していますが、これも入社以来「ファッションが好きだから、仕事として関わりたい」と希望を伝え続けたためでした。

ステディ スタディ/PR Division Juanita Sofia Pelaez(ペラエス ワニータソフィア)

ステディ スタディ/PR Division Juanita Sofia Pelaez(ペラエス ワニータソフィア)

若手がチャレンジしやすい環境を形成している大きな要因は、「同期や先輩がみんな優しい」ということですね。何か分からないことがあれば、周囲の人たちはわたしが分かるまで教えてくれて、助けてくれる。だから手を挙げることができると感じています。

その一方で、誰もが高い意識でトレンドを追い続け、国内外のクライアントの期待を常に超えているプロフェッショナルな人たちでもあります。成果を追求する分だけ「無駄な仕事はしないようにしよう」という意識も高い。本当に学びの多い環境だと感じています。

——尊敬できる人と一緒に働けることは、仕事を進めるうえでも励みになりますよね。姜さんはいかがですか。

姜:わたしの場合は、ビジネスプロデューサーとして、幅広い仕事ができる点がサニーサイドアップグループの大きな魅力だと感じています。国内外のトレンドを追いながら、優秀なクリエイターたちと企画や演出について語り合い、磨いていく機会に恵まれる環境は、そう多くありません。

プラミータが経験されているように、若い頃から失敗を恐れずに自分のコミュニケーションアイデアを試せたことが、今に生きていると思います。そうしてクリエイティブを通じて大きなインパクトが出たら、クライアントに最も近い立場から、本当に自分事として喜べる。それが大きなやりがいになっています。

クムナムエンターテインメント/リーダー 姜 主恩(カン ジュン)

クムナムエンターテインメント/リーダー 姜 主恩(カン ジュン)

——日本との文化的なギャップもあったと思いますが、その点のサポートはありましたか。

プラミータ:日本は敬語やビジネスマナーが込み入っているので、そこは壁を感じました。たとえば会ったことのない相手へのメールで「お世話になっております」と書くことがありますよね。わたしはそこに違和感があって、「まだお世話になっていない相手に、なぜそう伝えないといけないのか」が分からなかったんです。

もちろんこれは徐々に自分のなかでアジャスト(調整)していくものなのですが。サニーサイドアップで良かったことは、こうした敬語表現ひとつをとっても、分からないことを上司に聞けば、その疑問を流さずに説明してくれることでした。そのおかげで、多少時間はかかっても慣れることができたのかなと思っています。

多様性あるメンバーが「ワンチーム」になっている

——素朴な疑問にきちんと向き合ってくれる風土が重要なのかもしれませんね。ソフィアさんは、日本との文化の違いがネックになったことはありませんか?

ソフィア:私はカトリックなので、家族でミサに行く日曜日は仕事ができないんです。ただ、職場の先輩方はそれをきちんと理解してくれて、仕事の担当などを融通してくれる。そうした面でも働きやすいなと思います。海外のクライアントが多いからなのか、メンバーは文化的な違いを受容することに慣れている印象です。

あと、メンバー自身が家族をとても大切にしていることも、働きやすさのひとつの要因になっていると感じます。サニーサイドアップの福利厚生である「32の制度」には家族旅行などに伴う休暇を認める「ファミリーホリデー休暇」制度があり、家族を大切にしようとする風土が根付いています。

——多様な視点を尊重する組織の文化が、みなさんの活躍を支えているのですね。

姜:今日対談した3名のように、多様なバックグラウンドの人が活躍するうえで、そうした風土は不可欠だと思います。そして経験上、DEIを体現する文化は、ビジネス上の強みにもなっていると感じます。

サニーサイドアップグループのプラミータ、ソフィア、姜が話し合う様子

文化的な違いやズレがあるということは、裏を返せば「異なる視点がある」ということです。議論が行き詰まったときなどに、新しい意見が投じられることで、創造的なアイデアや解決策が生まれることは少なくありません。わたし自身、韓国のバックグラウンドに基づいた意見をしたことがきっかけで議論が前進したという経験が、何度かあります。

サニーサイドアップグループの良い点は、こうした多様なバックグラウンドの人たちが、「クライアントの理想を叶えるために」という一点でワンチームになれていることだと思います。会社ごとに専門性も強みも異なりますが、そうした多様性あるグループが「全方位からサポートしますよ」と言えることは、クライアントにとっても大きな材料になっていると感じます。


サニーサイドアップグループのプラミータ、ソフィア、姜の集合写真

 


 

多様なバックグラウンドを持つ3名の対談から見えてきたのは、それぞれの個性や視点が集まって“当社グループの力”を生み出しているということ。

こうした多様性を尊重するカルチャーは、サニーサイドアップグループの強みです。例えば当社グループは、2024年6月に「B Corp™︎認証」を取得し、社会・環境・従業員への配慮を国際的に評価されています。また、EcoVadisのサステナビリティ評価では「労働と人権」などの取り組みが認められ、ブロンズメダルを受賞しました。

そんな誰もが自分らしく挑戦できる環境で、あなたの“たのしいさわぎ”を一緒に起こしていきませんか?

▼関連記事はこちら
サニーサイドアップグループが国際認証制度「B Corp™︎認証」を取得!B Market Builder Japan共同代表 鳥居さんと考える、サステナブルな社会

▼グループ会社一覧はこちら
https://ssug.co.jp/company/group/

  1. HOME
  2. MEMBERS
  3. 「チャレンジし、自分を表現できる」 3名のグローバルメンバーが語る、多様性の「力」を引き出す風土とは