プロダクトマーケターのリアルに密着|メンバーの一日

暦の上では秋になって2か月が経過したこの頃、サニーサイドアップグループ本社前の銀杏並木が熟した実を落とし始め、季節の移り変わりを感じさせます。
これからの時期は、夏に負けず劣らずスポーツやレジャー、イベントなど“たのしいさわぎ”が盛りだくさんの季節です。これまでPR発想で多くの“たのしいさわぎ”をおこしてきたサニーサイドアップグループは、今年もさまざまなプロジェクトに携わっています。
旅行やハロウィンなどの「コト」のイメージが強い秋は、「モノ」の消費も多い季節でもあります。秋ならではの旬の味覚や仮装グッズ、そしてまだ夏気分が抜けきらないとはいえ秋冬物の衣料など、気付けばいろいろな「モノ(プロダクト)」を手に取っていませんか?
連載企画「メンバーの一日」では、サニーサイドアップグループが誇るプロダクトマーケティングの部署に所属する、新卒入社8年目の友森のとある1日に密着。
プロダクトマーケティングのプロフェッショナルである彼女の、普段はなかなか見られない仕事風景をお届けします!
メンバー紹介🥚

▲パブリックリレーションズ事業本部/7局/1部/グループ3 友森 早紀(とももり さき)2018年、現7局の前身となる株式会社ワイズインテグレーションに新卒入社。SNS運用・分析を強みとしており、トレンドのキャッチアップは仕事であると同時に趣味。退勤後や休日は動画の視聴からアイドルのライブ、野球観戦まで、インドア・アウトドアに関わらず自由に過ごしています!
とある一日のスケジュール🔍
|10:30 出社
IP(知的財産)が関わる物品を扱う部署のため、出社しての勤務がメイン。オフィス近辺の千駄ヶ谷・北参道(通称「ダガヤサンドウ」)エリアには新宿御苑・国立能楽堂・東京体育館などの施設がたくさんありますが、交通量は多すぎず落ち着いた雰囲気です。
通勤電車の中ではSNSを欠かさずチェック!確認したいトピックにもよるものの、特にX(旧Twitter)を見ることが多いです。
おもしろい企画をつくるために情報感度は高く保つことを意識しています。気になったものはひとまずクリックしてみることが思わぬ発見につながることも。メンバーが各々で収集した情報は、社内のSlackチャンネルで共有しています。
|11:30 サンプルチェック
量産前の試作品として工場から届いたサンプルを確認します。サニーサイドアップでの入念なチェックの後、クライアントによるチェックを経てようやく本生産となります。
チェックをするときは形や素材、色味に気をつけています。たとえば印刷物の場合、データ上では完全に正しい色になっていても、現物は素材により色の出方が想定と異なることもしばしば…。最終的には目視で色見本と見比べながらチェックします。
デザイン案通りに仕上がっているかどうかはもちろん大事ですが、実際に立体になったときに、見る人が直感的にどんな印象を受けるか、それが企画の狙い通りかどうかを確認することも欠かせません。さらに、安全性がしっかり担保されているかも重要なポイントです。
7局では、海外の生産拠点に専門のチームを置き、日本国内の厳しい安全基準を満たした製品をご提供するための、徹底した品質管理体制を整えています。
|13:00 ランチ
近隣にはさまざまな飲食店がありますが、わたしは外食より社内でのランチ派。
オフィスの周りには、日替わりでバリエーション豊かなキッチンカーがやってきます。この日は年次の近いメンバーを誘ってお弁当を買いに行ってきました!社内では「今日は○曜日だから××を食べよう」という声をよく聞き、お気に入りのキッチンカーがあるメンバーも多いようです。
7局にはゲーム、漫画、映画、ドラマ、アニメ、ゲームと、エンタメ好きのメンバーが集まっているので、ランチを食べながらの話題は、「最近ハマっているもの」について。
「あのドラマ、週末に一気見しちゃったよ!」「新作ゲームのここが熱い!」「あの漫画の展開、どうなると思う?」なんて情報交換したり、熱く語り合ったり…。仕事の合間に好きなものを共有し、笑い合えるリフレッシュの時間になっています。
|14:00 社内ミーティング
クライアントへの提案に向け、チームメンバーとともにブレストを実施。企画から製造・品質管理まで一貫して行うのが、サニーサイドアップのものづくりチームの強みであり、単なるOEMと一線を画す点です。
PR発想をあわせ持つからこそ市場ニーズやトレンドを押さえ、クライアントのブランドイメージを最大限活用したものを企画することができます。ときには他部署のターゲット層に近いメンバーに声をかけ、消費者目線の意見を聞くことも。
この時点でプロダクトのサイズや素材も大まかにディスカッションして決めておきます。経験豊富なメンバーばかりなので、このあたりの話し合いはとてもスムーズです。
|15:00 資料作成:見積&デザイン
社内ミーティングで企画が固まってきたら見積をとって、利益計画をたて、見積書を作成します。これまでにアパレル・雑貨・食器・電化製品などの幅広いプロダクトを手掛けてきた実績から、多様なご提案が可能です。
このとき、デザイナーへのデザイン依頼もあわせて行います。より完成像をイメージしやすくするためのビジュアル資料の準備は、クライアントへのご提案に必要不可欠です。
|17:00 マーケティングリサーチ
次の社内ミーティングやご提案の前に、クライアントやその競合となるブランドについてリサーチします。業界の動きやアイテムのトレンド、クライアントに関連するSNS上の投稿などをピックアップ。
そうすることで、クライアント自身が気付いていなかった、もしくは当たり前すぎて重要視していなかった、大きな話題を生むポテンシャルを発見することも!
|18:00 資料作成:クライアント提案書
いよいよ提案書の作成!
わたしたちが目指しているのは、思わず手に取って誰かに教えたくなるような、人を動かす“ものづくり”。
企画のポイントはどこにあるのか、それがデザインイメージに表れているか、世の中の流行りやトレンドも踏まえて、クライアントにわかりやすく伝わる資料作りを意識しています。
“もの”の企画提案は、直感的に「いい!」と思えるかどうかがすごく大事だと思うんです。そのため、企画のロジックはもちろんですが、それ以上に「自分が欲しいと思えるか」「ワクワクするか」といった感覚を大切にしています。
|20:00 退勤
退勤後はあえてオフィス最寄り駅ではなく、渋谷・原宿まで歩きます。ここは言わずと知れた日本の流行の発信地。趣味を兼ねて大型の雑貨店や書店、カプセルトイのお店などを覗いて、情報収集しながら帰ります。
渋谷は都内でも特に外国人観光客に人気のエリアだと思いますが、実際に歩いているとインバウンドの多さを改めて肌で感じます。会社としてグローバル案件に力を入れていることもあり、つい気になるポイントですね。
あらゆるPR・コミュニケーションの手法を用いてきたからこそ、今日のサニーサイドアップグループの「ただ物を作る」だけではない、話題を呼ぶプロダクトマーケティングのノウハウがあります。
本連載では今後も個性豊かなメンバーにフォーカスしていきますので、ぜひご期待ください!