MEMBERS

PR業界歴20年の部長が語る、サニーサイドアップが“働きたい場所”であり続ける理由【後編】

WRITTEN BY

宮崎新之(SUNNY DAYS オフィシャルライター)

前編では、「チャレンジングな会社だからこそ、メンバー一人ひとりに挑戦の機会があり、挑戦があるからこそ成長を実感できる」と語る杉本。日々の業務では、役割を超えて支え合う風土の中で、一人のPRパーソンであると同時に、チームを率いる部長としての顔を持っています。

同業他社からの転職者という視点、そしてマネジメントを担う部長としての立場から見た、サニーサイドアップで働く魅力とは?

他のPR会社からサニーサイドアップへと転職し、現在は部長として活躍するメンバーへのインタビュー。後編も、ぜひ最後までお楽しみください。

宇宙からコーポレートPRまで!?頼れる“4局”メンバーの柔軟な働き方

わたしが所属している「4局」は、サニーサイドアップの中でも比較的ベテランメンバーが多く在籍する部署です。社歴や経歴はさまざまですが、PR経験は10年〜20年といったプロフェッショナルが揃っており、とくにテクノロジー領域やBtoB向けのコーポレートPRなど、専門性の高い分野を幅広く担当することが多いですね。

一昨年くらいから宇宙事業のPRを担当しているのですが、それがとても面白いんです。担当になってから宇宙ビジネスについて勉強するうちに、国内外の宇宙事業の動きを掴めてきたことにより、より戦略的に提案ができるようになってきました。若手のプロジェクトメンバーも、宇宙と聞くとロマンを感じるようで、高いモチベーションで一緒に取り組んでいます。

働き方においても、柔軟性の高い環境が整っています。わたしの場合は、出社と在宅をバランスよく組み合わせた“ハイブリッドワーク”。コロナ禍から明けてもリモートワークを活用するメンバーは多く、体調や家庭の都合に合わせて働き方を選択できる点は、仕事とプライベートの両立において大きなメリットです。実際、リモートワークなら通勤時間がないことで、パートナーやお子さんと一緒にゆっくり食事がとれるようになったといった声も。わたし自身も、自宅で料理したものを食べる機会が増え、より健康的な生活ができるようになったと感じています。

「とにかく話を最後まで聞く」。組織とメンバーをつなぐ、部長というポジションから見えるもの

現在の主な業務は、上長からの指示をマネジメントしているメンバーに咀嚼して伝えたり、メンバーが作成した資料の確認、そして自身が担当する案件や新規提案に関する資料作りなどです。加えて、クライアント訪問や打ち合わせも行います。

中間管理職であるわたしたち部長が会社のビジョンをメンバーに伝えることは、大きな役割のひとつ。最近では、経営陣が定期的にメッセージを発信してくれているので、会社全体としてこれからの方向性を掴みやすくなっていると感じています。

わたし自身がメンバーに伝える際に意識しているのは、降りてきたままの言葉で伝えるのではなく、メンバー一人ひとりの業務や心の状況を想像しながら、「この方針がどのようにその人の成長につながるのか」を考慮したうえで伝えることです。これは部長という立場だからこそ担える、組織に対する貢献の形であると思っています。

メンバーとのコミュニケーションで大切にしているのは、「とにかく話を最後まで聞く」ということですね。定期的に1on1を実施しているのですが、「もう話したいことがない」というところまで、しっかりと耳を傾けるようにしています。上司が忙しそうにしていると、メンバーは言いたいことを言い出しにくいもの。とくに本人にとって大切な本音ほど、最後の最後に出てきたりしませんか?そうした声を聞き逃さないよう、丁寧に向き合うことを心がけています。

リモートワーク中心の働き方でも業務に支障はありませんが、出社すると同僚と対面で会話できる分、スムーズに業務を進められたり、アイデアのヒントになるような情報が入ってきたりと、偶然得られる情報の多さをに改めて気付かされます。対面メリットはやはり大きく、出社日にはコミュニケーションの質も密度も高まっていると感じています。

「リモートワークで働きやすくなったけれど、みんなに会いたくて出社しています」

リモートワークの仕組みが整い、働きやすさを実感する日々ですが、実のところわたしは「みんなに会いたくて出社している」と言っても過言ではないかもしれません(笑)。

ベテランメンバーが多く比較的落ち着いた雰囲気の4局では、頻繁に食事に行くことはあまりないですが、プロジェクトに区切りがついたときなどに打ち上げに行くことももちろんあります。一方では20代後半から30代くらいの女性メンバーも多く、顔を合わせれば美容関連の話題で盛り上がり、“勉強”と称してホテルにランチを食べに行ったこともあります(笑)。

また、サニーサイドアップグループには独自の福利厚生「32の制度」の一つとして、「たのしいさわぎ創造支援」制度というものがあって、映画やライブ、イベントなどの各種エンタメ体験に対する費用補助があるんです。年代を問わず、多くのメンバーが活用しているのを見かけます。常に世の中にアンテナを張って、さまざまな情報をキャッチし続けることが必要なPRパーソンにとって、いいインプットの機会になっていると思いますよ。

休日の過ごし方はというと、友人と横浜・野毛に飲みに行くか、自宅でゆっくりお酒を楽しむのが定番。シャンパンのPRを担当したことをきっかけにお酒が好きになり、今では家にシャンパンやスパークリングワインを常備するまでになりました。それ以外には、ヨガや読書、ドライブや旅行など…オンオフはしっかり切り替える派なので、とにかく好きなことをして過ごしています。

PRは好きなことと結び付けられるやりがいのある仕事「サニーサイドアップで働いていれば、成長し続けられる」

転職してから9年目になりますが、変わらずサニーサイドアップが大好きですし、働きやすさも年々感じています。

その理由は、やっぱり「人」。モチベーションはどうしても上がったり下がったりするものですが、一緒に働く仲間たちがわたしをモチベートしてくれるんです。

元気はつらつな人もいればやる気に満ち溢れた人、面白い話・常に最新の情報を知っている人…といろんな人がいて、そういう人たちに刺激を受けて、仕事そのものが日々のエネルギーになっていると思います。こういう環境にいると自然と引き上げられるものです。

そして何より、サニーサイドアップグループの代表取締役社長である次原やサニーサイドアップの代表取締役社長であるシーチャウなどの経営陣も、わたしには想像もつかないような新しい取り組みを常に打ち出しているから、本当に刺激的で楽しいんです。

前職からかれこれ20年近くPRの仕事を続けてきて、「将来はこれをやりたい」と言うような時期は過ぎました。これまでと同じく楽しく、これからも心身健康で、地に足をつけて成長し続けられたらいいですね。サニーサイドアップでなら、それを叶えることができると思っています。

個人的には、仕事は趣味のひとつだと思っているんです。「好きを仕事に」、と聞くと「絶対にそれを仕事にしなければ!」といったふうに構えてしまいがちですが、誰しもたくさんの趣味を持っていますよね。例えばその、「10個あるうちのひとつを仕事にする」くらいのイメージで捉えているんです。1年のうちのほとんどの時間を費やすのだから、趣味を仕事にしたほうがいいと思うし、辛いなら別の道を探してもいい。思い切ってレールを外れてみて、後に振り返ると案外どちらを選択しても良い方向に転んでいた、ということは多いんじゃないでしょうか。

PRは、自由度の高いクリエイティブな仕事です。例えば、好きなプロダクトや推しているタレントさん、やりたいことなどへのアンテナを、クライアントさんの課題解決やブランド価値の向上につながる切り口として活用することができます。

それがうまく企画として形になれば、クライアントにとっても新しい視点をもたらすことができ、仕事としての価値が高まります。自分の“好き”を仕事に結び付けられる。それがPRの面白いところですし、そういう意識でもっともっと楽しめばいい。

この考え方は、以前サニーサイドアップの先輩から教わった受け売りですが、わたしもそれを若い人に伝えられるような仕事ぶりを見せていきたい。

楽しんで仕事をしたいという方は、ぜひサニーサイドアップの扉を叩いてください。ぜひわたしたちと一緒に働きましょう!

WRITTEN BY

宮崎新之(SUNNY DAYS オフィシャルライター)

香川県出身。チケット情報のフリーペーパー、都市情報誌の編集を経て、2010年にフリーランスに。演劇、映画などのエンタメ系インタビューを中心に、近年は農家から医師、経営者などいろいろな人から"お話を聞いて読み物にする"インタビューライターとして活動中。

※所属は執筆時と異なる場合があります

  1. HOME
  2. MEMBERS
  3. PR業界歴20年の部長が語る、サニーサイドアップが“働きたい場所”であり続ける理由【後編】