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コロナ禍でも留学機運を醸成!文科省主催「#せかい部×SDGs探究」とは?

こんにちは!中途でサニーサイドアップに入社してもうすぐ4年になる新井晃子です。

今回は、私が2017年より担当している文部科学省初の官民協働留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」のコロナ禍におけるイベントをご紹介します。

留学機運を醸成し、学生の留学者数を倍増させるために、PR活動のほか、WEBサイトやSNS、チラシ・ポスターといった紙媒体の制作、広告展開、説明会やイベントの開催など、日々様々な切り口でコミュニケーションしている「トビタテ!留学JAPAN」(以下、トビタテ)。

#せかい部オフ会集合写真

PR活動事例はこちらをチェック!

調査結果から生まれたコロナ禍ならではのプロジェクト「#せかい部× SDGs 探究」

「留学に関心の高い若者は、社会課題の解決やSDGsに対する関心も高い」ことをご存知でしょうか?

トビタテが高校生向けに実施した調査の結果、「日本に解消したい社会課題がある」と回答した人は留学関心層71.6%、留学無関心層48.7%20%以上の差がついています。また、「SDGsに関心がある」と回答した人は留学関心層30.4%、留学無関心層9.7%とこちらも20%以上の差が。

この結果をうけ、コロナ禍で海外に行くことが難しい状況でも、高校生が持つ世界への関心や海外で学ぶ目的意識を育みたいという想いから「#せかい部× SDGs 探究」プロジェクトをスタートしました。

全国から400名の応募があり、45都道府県から171名のレポーターを選抜。

選出されたレポーターは、20201011月にかけて、SDGsに関連する5つのテーマ(「貧困の解消」、「ジェンダー平等の実現」、「住み続けられるまちづくり」、「気候変動への対応」、「生物多様性の保全」)について、それぞれの課題を管轄する中央省庁や国立研究機関などの職員、国連や大使館の職員、大学教授、NPOや企業の第一線で社会課題の解決に現場で挑戦する人たちからオンラインで学び、レポートを発信。

12月には、特に優れたレポート活動をしたべストレポーター5名と、優れた活動をした方14名に特別賞を授与しました。

「 せかい部 × SDGs 探究成果報告イベント with kemio

そして2021124日(日)、ベストレポーター5名が、学びの成果について世界を舞台に活躍するクリエイターのkemioさんに語る、オンライン成果報告イベント「せかい部× SDGs 探究成果報告イベント with kemio」を開催しました!

それぞれのテーマについて、高校生と議論を交わしたkemioさん。この様子は様々なメディアで紹介されました。参加した高校生からは、「早く海外に行き、たくさんのことを吸収したいと思った」、「海外に行った時、日本のことについて胸を張って答えられるように自分の地域を知り愛していきたいと思った」など、留学の意義について学び意欲が高まるという目的通りの結果に!

コロナ禍でも、「留学良い、留学行きたい」という空気づくりはできる!と改めて感じる意義のあるイベントでした。

今年もまだ留学に行けない日は続きそうですが、今後も様々な方法で留学機運醸成PRに取り組んでいきます!

 

ベストレポーター5名の最終レポートは下記noteよりチェック!

ベストレポーター①「貧困をなくそう」
川西満葉さん (福山暁の星女子中学・高等学校5/広島県)

ベストレポーター②「ジェンダー平等の実現」 
森本陽介さん (京都府立山城高等学校2/京都府)

ベストレポーター③「持続可能なまちづくり」
松岡明希さん (福岡県立嘉穂高等学校1/福岡県)

ベストレポーター④「気候変動に対策を」 
吉野夏乃葉さん (大阪市立水都国際高等学校1/大阪府)

ベストレポーター⑤「生物多様性を守ろう」 
中山公太郎さん (芝高等学校1/東京都)

https://note.com/sekaibusdgs/n/n118e0d0c66e5

■「トビタテ!留学JAPAN」とは?

文部科学省初の官民協働留学促進キャンペーン。2020年までに、海外留学する高校生、大学生を倍増する目標を掲げてスタート。主な取り組みである「日本代表プログラム」は、100%民間の寄附を財源とし、民間企業約248社から119億円以上の寄附を受け、返済不要の奨学金でサポートする留学支援制度です。

留学期間やテーマを自由に設定でき、多様な7コースを用意。座学だけではない多様な留学を通じて、産業界を中心に社会で求められる人材、世界で活躍できる人材の育成を目指し、既に約8,000名以上を選抜し約100か国に留学しています。

https://tobitate.mext.go.jp/


 

この記事を書いた人:

サニーサイドアップ 14部グループ2 リーダー
新井晃子

大手PR代理店から中途でサニーサイドアップに入社して約4年。メディアへの露出はもちろん、目的達成のためにSNSWEB・紙・広告・イベント等様々な手法でコミュニケーションを企画立案~実行までできる仕事にやりがいを感じている。海外旅行大好き。今まで行った国で一番印象的だったのはオマーン。今一番行きたい国はウズベキスタン。

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