DAYS

ニューヨークの最新?トレンドレポート!~NY出張(後編)~

s__15114249海外出張中、打合せの合間を縫って、マーケティングリサーチするのも我々の大切なミッションだ。話題の場所での朝食、ランチ、ディナーミーティングはもちろんの事、打ち合わせの合間など少しの時間も無駄にすることなく、話題のレストランやスイーツ、店や場所を訪れては人気メニューを食したり、チェックしたりする。このミッションが体力的、いや胃袋的にかなりハードである。

「せっかく来たんだから、NY最新情報を収集して全てチェックするのよ。寝る暇なんかないわ!3日で知ったかぶれるNYツアーよっ!」と勝手にツアー名までつけているうちの目玉焼き社長。ちなみに次原はショートスリーパーであり、かつかなりの大食いだ。週3日のトレーニングを欠かさないのに痩せない!と日々文句を言っているが、僕は知っている。彼女がどれだけの量を食べているかを…

ということで後編では、NYの食のトレンド情報を少しだけお届けします。

アメリカといえばヨーグルト。その種類の多さや、味のクオリティは日本と比べても断然勝っている。そしてNYでは通常のヨーグルトに比べ、クセがなく、水気を切ったクリーミーでまろやかで濃厚なグリークヨーグルトが数年前から流行りである。

ローカルで人気を集めるグリークヨーグルトブランドの「CHOBANI」s__15114250「CHOBANI」のヨーグルトはアメリカのスーパーマーケットやコンビニにたくさん並んでいるが、NYではSOHOとGreenwichエリアに2店舗だけ路面店がある。野菜を使った甘くない食事系、フルーツを使ったデザート系両方のメニューがあり、地元の人でいつも賑わっている。

今回初めて訪れたグリークヨーグルトの専門店「greecologies」
s__15114251こちらもグリークヨーグルトをベースに、食事系からデザート系までの豊富なメニューを取り揃えている大人気店。店内でオリジナルグリークヨーグルトも作っており、店舗はリトルイタリーエリアにある。一度試す価値はアリ。かなり美味しい。とにかく未だにブルックリン人気は衰えず、ブルックリンエリアに話題の店の多くが集中している。日本の店やブランドも店舗を構えるほどだ。

ブルックリンの少し外れにある、近頃話題の「Super Crown Coffee」
s__15114252ここはNYのサードウェーブコーヒーで有名な「GORILLA COFFEE」の創業者が立ち上げた新しいコーヒーブランドだ。店内に大きなロースタリーマシーンがあり、毎週違ったフレーバーのコーヒーを提供、販売している。店内も極めてシンプルだが、細部までこだわっていてとても洒落ている。

またそのコーヒーショップから徒歩圏内にある「FINE & RAW Chocolate Factory」
s__15114253こちらもブルックリンで生まれたチョコレートブランドである。こちらも店内奥にはチョコレートファクトリーがあり、様々なフレーバーのチョコレートを製造し店中に甘い香りが漂っている。何と言ってもパッケージがエロティックでアーティスティック、ブルックリンっぽくてかなりイケている。価格は高めだが味は絶品!s__15114254%e2%91%a1NYでは未だに、ヨーグルト、チーズ、コーヒー、チョコレートといい、その工場や大型マシーンを店舗内に設置しているお店がトレンドだ。

ブルックリンのWythe Hotelのすぐ近くにある「MachaBar」
s__151142552年前にコーヒー飲むのをやめたというNYの二人の若者が始めたという地元で人気の抹茶カフェ。 Apple ciderにジンジャーとシナモンを入れて大量の抹茶を入れたこの時期の人気メニューは、日本人の我々からすると???と思うが味は意外にも美味しい。抹茶好きと言う店員さんの髪の色ももちろん抹茶色だ。

そして卵(EGG)とつく店はサニーサイドアップとして見逃す事は出来ない。という事で卵の人気店をご紹介しよう。NYCとブルックリンに、「EGG」が店名に付く、卵料理をメインにした違う2つのレストランがある。どちらも朝から地元の人で賑わっている大人気の朝食専門店だ。どちらもクオリティの高い卵料理や朝食メニューを提供し、店内も店員も最高にオシャレである。

まずはSOHOエリアにある「EGG SHOP」
ny%e3%83%ac%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%88朝8時からオープンだが、小さな店のために朝から地元の人たちで超満席。活気で溢れている。となりにある別経営のカフェがなぜだか「EGG SHOP」のウェイティングスペースとして活用されていて、そちらでコーヒーを飲んで順番を待っているとEGG SHOPの店員さんが呼びにきてくれる。不思議な連携プレイだが、互いにビジネスメリットはかなりあると見た。

ブルックリンの「egg restaurant」
%e2%91%a1先程紹介した「EGG SHOP」とよく間違えられるようだが、経営も全く別である。こちらは午後5時にはしまってしまう、まさに朝食メニューに特化している業態だが、こちらもNYを訪れたら一度は朝食、ブランチを食べに行く価値あり!某日本企業もすでに熱烈にアプローチをしているらしく、日本進出も時間の問題だ。

そして僕が個人的にオススメするレストラン「Park Avenue Winter」
%e2%91%a1%e2%91%a2季節が変わる度に店の名前もメニューもインテリアも変わるという話題のレストラン。今は冬なのでこの名前だ。「Park Avenue Spring/Summer/Autumn/Winter」、季節毎に美しく変わるインテリアや、メニューはそのたびにメディアやSNSで話題になり、この店に行くこと自体がステイタスにもなっている。季節にあわせた料理やサービスはもちろん、デザートも絶品だ。ここも一度訪れる価値アリ。

冬には枯れた樹木が店内いっぱいにディスプレイされていて、まさに季節そのものをインテリアにしている。本当に美しい。室内に居ながら屋外にいるような気分を味わえる。一度訪れると、違う季節も見てみたいと思うものだ。季節毎に訪れるリピーターが多いのもうなずける。日本でも一時期この手のコンセプトの店はあったけれど、まだまだこの手法で話題を作ることは日本でも可能な気がする。

さて、本当に凄いネタは私達がもってくるまで内緒にしておいてよ!

という目玉焼き社長のご指示なので、今回はこれくらいにしておくが、2020に向けての様々なビジネスはもちろん、トレンド、食、最新エクササイズまで、様々な情報を吸収出来た、今回も充実した出張だった。というわけで、「たのしいさわぎ」をおこし続けるサニーサイドアップは、来年も引き続き、たのしいさわぎをお届けします。どうぞお楽しみに!

【NYレポート番外編】

NYレポートブログは前編、後編で終わらせようかと思ったが、前回ご好評いただいた「目玉焼き社長ネタ」(=僕の愚痴)をやはり書かずにはいられないので、ここでこっそりご紹介…

オールデイカジュアルダイニング「bills」のパンケーキや、ニューヨーク発ハンバーガーレストラン「SHAKE SHACK」のコンクリート(アイスクリーム)など、人気レストランには必ず人気スイーツがある。甘いものが大好物の次原は、これも大事なマーケティングリサーチだと言って毎食後、必ずその店の人気スイーツを注文する。

「とにかく、お店で一番人気のものを頼みましょうね。」と、店員に人気デザートを聞き出し、まずはそれを頼む。そして「あらこっちも美味しそうね。」とそれとは別の自分の食べたい物も頼む。デザートは必ず2種類頼むのだ。

そして次原はオーダーしたスイーツを一口食べると、「太るから私はもう大丈夫。あとは食べてねっ。」ときっぱりとフォークを置く。そして一分後…いつの間にかまたフォークを手に取り「甘いっ」と言いながらモグモグ食べている。そして食べながらいつも僕にこう言う。「ちょっと何やってるのよ。さっさと早く食べてちょうだいよっ!あと、食べちゃうから私の前に置かないでよっ!」

僕もかなり食べるほうだが、さすがに食事の直後、お腹いっぱいだ。デザートは別腹とは言っても、さすがに次原の食欲、食のスピードにはついていけない。結果、気がつけば次原はほぼ一人でデザート二種を完食。

そして「ちょっと、あなたが早く食べないから、また食べちゃったじゃない!」と文句を言うのだ。次原は今回の出張でもまた増量したらしい。ちなみにまたもや今回の出張で僕は痩せていた。

帰国直後、社長室の定例会議で、「私は週三回もトレーニングしているのに何で痩せないのかしら。」と真剣な面持ちでまたメンバーに聞いていた。「食ってるからだよ」僕は心の中でこう即答した。

この出張で再認識した事がある。

次原悦子、本当によく食べる。男子高校生並みによく食べる。どんな胃袋してるんだ?ってくらいに何でもよく食べる。気持ちいいほどよく食べる。まああれだけ食べるから、あんなにエネルギッシュなのであろう。いや、エネルギッシュだからあれだけ食べるのか?それはさだかではない。

ちなみに「来年は私、ほんとに痩せるから。女優の石田**子になるからね!」と年末恒例の毎年実現しない同じ目標を立てて、意気込んでいる。

以上、NY出張レポート、及び社長室からのボヤキでした!

  1. HOME
  2. DAYS
  3. ニューヨークの最新?トレンドレポート!~NY出張(後編)~