都心最大級の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」がまちびらき！注目コンテンツをピックアップして紹介します
高輪ゲートウェイ駅直結、都心最大級の新たな街である「TAKANAWA GATEWAY CITY」が3月27日にまちびらきを行いました。かねてより大注目を集めているJR東日本が手がける国内最大規模のまちづくりプロジェクト。
今回はこの街にある、特に注目のスポットを選りすぐってご紹介します！
まちづくり概要
日本初の鉄道が走った“イノベーションの地”に誕生したTAKANAWA GATEWAY CITY。南北約1.6kmにも及ぶ、都心最大級の新たな街です。
「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として、新たなビジネス・文化が生まれ続けるまちづくりに取り組んでいます。
まちびらきからはマルシェや未来体験シアター、アートインスタレーションといった多彩なイベントプログラムがスタートしています。また、国内初のキネティック・アートが楽しめるナイトミュージアム＆バーもあり、ナイトタイムエコノミー（日没から日の出までの経済活動）の創出にも取り組んでいます。
3月27日のまちびらきでは、超高層ツインタワー「THE LINKPILLAR 1（ザ リンクピラー ワン）」の一部および高輪ゲートウェイ駅が全面開業しました。続く2026年春には、そのほかの棟や周辺エリアが完成する予定です。
最先端ロボットが勢揃い！最新テクノロジーを体験
TAKANAWA GATEWAY CITYが描くビジョンのひとつに「モビリティ 人とロボットの共生」があります。自動走行モビリティや警備ロボット、デリバリーロボットなどの活用体験を通じ、ロボットの実生活への落とし込み方や生活者への還元の仕方などを探っていきます。
屋外2階のGateway Parkで運行している自動走行モビリティ。最大3名まで乗車可能で、音声案内で街の魅力を聴きながら快適に回遊できます。初めての体験に近未来感を感じますが、「自動走行モビリティでの移動が当たり前になる日も近いかも」と考えると、ワクワクしますよね。
THE LINKPILLAR 1にはデリバリーロボット・警備ロボット・清掃ロボットの姿も。ロボットによるドリンクデリバリーサービスの実証実験が行われているほか、街の進化に合わせて機能を拡充していく予定です。
100年先の心豊かなくらしのための実験場「LiSH」
「LiSH」とは「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’Hub」の各語から頭文字をつなげた愛称。
東京大学や、シンガポール国立大学などをパートナーに迎え、国内外のスタートアップやアカデミア・アクセラレーター・ベンチャーキャピタルなど、多様で先端的な知識や技術を持つ人（Scholars）をかけ合わせることで、新たなビジネス・文化を創造する核となる施設を目指しています。
環境・ヘルスケアに関する基礎研究に必要な実験機器を設置するLabも存在し、ライフサイエンス系のスタートアップ企業が初期投資を抑えて活動することが可能。さらに、セミナーやプレゼンテーションなどに活用できる大規模スペースも完備しています。
人気バンド・羊文学が楽曲を担当！TAKANAWA GATEWAY CITY 未来体験シアター
今後のTAKANAWA GATEWAY CITYのグランドオープンから先の未来を、圧巻の映像とストーリーで体験できる無料シアターが期間限定で誕生。
TVアニメ『呪術廻戦』の「渋谷事変」におけるエンディングテーマ「more than words」などで知られるオルタナティブロックバンド・羊文学が書き下ろしたスペシャルな楽曲と一緒に、未来のTAKANAWA GATEWAY CITYを巡るワクワクドキドキの映像を楽しめます。（6月28日まで）
湾曲したスクリーンは臨場感たっぷりで、世界に没入する体験が味わえますよ。無料で観覧でき、映像は約7分と気軽に楽しめるのでぜひご覧ください。※当日予約制
まちびらきを彩る、エマニュエル・ムホー氏によるゲート型アート
『100 colors no.53「100色の道」』エマニュエル・ムホー
Gateway Parkに聳え立つカラフルなゲート。これは東京在住のフランス人建築家でアーティストのエマニュエル・ムホー氏が手がける『100 colors』シリーズのno.53となる「100色の道」です。
100色の無数の線で作られたインスタレーションの1本1本には、よく見ると2025年から100年先までの年号が刻まれています。
未来100年の時間の流れを表現するゲート型のアートで、まちびらきの祝祭感を演出しています。（7月21日まで）
最先端のアートと音楽を体感できる！ナイトミュージアムバー＆クラブ 「ZERO-SITE Takanawa Gateway」
7月31日までの120日間限定でオープンした、ナイトミュージアムバー＆クラブ 「ZERO-SITE Takanawa Gateway」。 ハイエンドな価値観とサスティナビリティが共存する “HIGH-STAINABLE”をコンセプトにした複合型イベントスペースで、日本初となるキネティックアートインスタレーションを常設しています。
中に入ると、高音質なサウンドシステムと光のインスタレーションが織りなす可変的な空間が広がります。期間中はアート・音楽・ファッション・デザイン・スポーツなどのイベントを開催。食事やお酒とともに、アートと音楽の新しい体験を楽しめます。
新しい旅をデザインする新・観光拠点「TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center」
JR東日本の今までにない新たな観光情報発信拠点として誕生した、「TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center」。大型サイネージがあり、気になる観光地をタッチすると詳細を確認することができます。
施設内のカウンターにはスタッフも常駐しているので、お出かけや旅行の相談も可能です。東日本への旅行はもちろん、ぜひ各地方の景色や文化を楽しむヒントにしてくださいね。
また、この施設のすぐ近くには、空飛ぶクルマの1/3モックアップ展示も。
将来、「新たな観光の楽しみ方になる」と話題の空飛ぶクルマ※。JR東日本の「近未来の新たなモビリティを社会実装していきたい」という思いのもと、展示されています。
※アメリカ・シリコンバレーのエアモビリティ企業ASKA社「ASKA A5」、航続距離：約400Km
鉄道の歴史を学ぼう！「未来へつながる 鉄道とまちづくり展」
冒頭でご紹介した通り、高輪は1872年、日本で初めて新橋－横浜間に鉄道が開通した際に、海の上を鉄道が走ったイノベーションの地です。そこで気になるのが、開通からの約150年間、どのような歴史を刻み、どのように暮らしが変わってきたか。
「未来へつながる 鉄道とまちづくり展」では、それぞれの時代やテーマを切り口にした展示がずらりと並びます。
機関車の模型や、高輪エリアの開発の変遷を紹介するジオラマプロジェクションマッピングなど、見応えたっぷり。週末には親子向けワークショップも開催されるので、ぜひご家族で楽しみながら学んでみてくださいね。（6月28日まで）
新たな価値創造が続々！そのほかにもコンテンツが盛りだくさん
THE LINKPILLAR 1のエントランス空間では、タイムレスをコンセプトにしたカフェスタンド「ブルーボトルコーヒー」と、現代フラワーデザインの代名詞とも言われる「ニコライ バーグマン」が、2025年秋に開業する「ニュウマン高輪」の店舗として先行開業しています。
さらに高輪ゲートウェイ駅構内には、公園のような交流を生み出す芝生空間「Eki Park」や「エキナカ エンターテインメント」をコンセプトにした4ショップがオープン。それぞれの世界観や各業態とのつながりを持つショップと地域と街を結ぶイベントスペースを通じ、充実した時間を提供します。
ほかの商業施設とはひと味もふた味も違う、TAKANAWA GATEWAY CITY。街を知るだけでもウキウキしていきませんか？
ぜひ足を運んで、今までにない体験をたくさん味わってくださいね。
