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SSUプランナーが教える企画レシピ!第2回「PRストーリー作りは”順張り”と”逆張り”がポイント」

こんにちは。サニーサイドアップのプランナーのYです。プランナーが教える企画レシピ第2回目は「PRストーリー作りのポイント」について書いていこうと思います。
(第1回「「企画の80%は”整理”で決まる」はこちらをご覧ください)

「PRストーリー」とは、商品やサービス、企画をより魅力的に見せるための物語のことです。
SSU企画プランナー魅力的に見せる対象は、ニュースや記事として取り上げるメディアを中心に、良い評判を広めてくれる消費者まで含みます。
(そもそも、PRストーリーがない商品や企画を、公共性・中立性が問われるメディアは記事として取り上げませんし、記事にならなければ消費者も知る機会がありません。)

■「PRストーリー = 社会的事象 + 商品/企画」
PRストーリー作りのコツとして最も意識すべきことは「社会性」です。簡単に言うと、その商品や企画が、社会的な事象(傾向/風潮/トレンドなど)と関連性が高いように見せるということです。社会的な事象が基となって、その商品や企画が存在するくらいの見せ方ができると非常に理想的です。

■「順張り」と「逆張り」
社会的事象と商品/企画の関連の持たせ方のポイントは、「順張り」と「逆張り」です。「順張り」とは社会的事象に則って、対象(商品や企画)をその進化版として位置付けること。「逆張り」は社会的事象と相反するモノとして対象(商品や企画)を見せること。

例えば、「健康志向」という社会的事象を活用し、PRストーリーの文頭につけると…

「順張り」の場合は…
(老若男女問わず、健康志向が広がる中で)、「80歳以上の方限定のマラソン大会が行われた」

「逆張り」の場合は…
(健康ブームでヘルシーフードに注目が集まる中で)、「ジャンクフード食べ放題のイベントが行われた」

どちらも社会的価値が高いイベントに変わります。

ポイントは、商品や企画に「マッチングしそうな社会的事象」か「相反する社会的事象」を探すことです。その社会的事象を前提として、商品や企画をはめ込んでいく。それにより、社会的価値が高いストーリーにすることができ、多くのターゲット(メディア/消費者)の興味を引く企画を作ることができます。

社会的事象に関するアンテナを常に持ちながら日ごろのニュースをチェックして、「ストーリー力」を高めましょう。

次回は「伝わる企画書の作り方のポイント」について書いていきます。

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